ある程度の量をある程度のクオリティで洗えて安ければ安いほど良い…
こんな思いでごく普通の縦型洗濯機を7年使ってきましたが、妊娠を機に旦那に説得され、ついに乾燥機付きドラム式洗濯機に買い換えました!!
SHARPの【ES-W111】というプラズマクラスター搭載の機種です。
実際に使ってみた感想、使用感を伝えるため、本気でレビューしました。
新しい洗濯機を検討されている方は是非、参考にしてください。
この記事を読むのに必要な時間は約 24 分です。
- 1 SHARP ES-W111:乾燥機付きドラム式洗濯機の商品スペックと旧洗濯機のスペック
- 2 乾燥機付きドラム式洗濯機への買い替え、心配事は?
- 3 SHARP ES-W111の大きさはどのくらい?
- 4 SHARP ES-W111の洗濯機能、仕上がり、使った感想は?
- 5 ドラム式洗濯機の洗剤の入れ方について
- 6 ドラム式洗濯機の運転音って本当に静かなの?
- 7 洗い上がりは基本満足
- 8 SHARP ES-W111 乾燥のクオリティは?
- 9 乾燥運転時に注意点することは?
- 10 乾燥で乾ききらなくてもそれほど気にならない!生乾きの匂いがしない!
- 11 ホームクリーニングコースの乾燥は乾かない!
- 12 乾燥機能、必要?不要?
- 13 ドラム式洗濯機、どのようなお手入れが必要?
- 14 ゴムパッキンのホコリについて
- 15 やっぱり気になる!ドラム式洗濯機の電気代ってどうなの?
- 16 SHARP ES-W111 本体機能以外の気になる点
- 17 アプリCOCORO WASH を使ってみた!
- 18 結局SHARP ES-W111はオススメできる?
- 19 ES-W111とES-W112との違いは?
- 20 当記事で紹介した商品
SHARP ES-W111:乾燥機付きドラム式洗濯機の商品スペックと旧洗濯機のスペック
SHARP ES-W111のスペック
- 種類:乾燥機付きドラム式洗濯機
- カラー:シルバー
- 容量:洗濯11kg、乾燥6kg
旧洗濯機のスペック
- 種類:縦型洗濯機
- カラー:ホワイト
- 容量:洗濯6.5kg、乾燥機能なし
乾燥機付きドラム式洗濯機への買い替え、心配事は?
購入するにあたって心配していたことは、
- 一般的に縦型より弱いと言われるドラム式の洗浄力
- 乾燥機能によるシワ
- 洗濯~乾燥まで行った時の電気代
です。
今までドラム式を使ったことすらなかったので、未知の世界です。
あととても気になったのは…ズバリ価格ですね、笑
2018年11月29日に発売されたこの商品を、翌年4月中旬に購入したので、その当時の最新モデル。
結局、25万円ほどで購入しました。
(ネットではなく、配送や設置もお任せしたかったため、店舗で購入)
高い…高すぎる…。
こんな大きな買い物したのだから、しっかり働いてもらわないと困る!!
ということで、ポイントごとに使用感をご紹介していきます。
SHARP ES-W111の大きさはどのくらい?
まずは設置可能か気になりますよね。サイズから見ていきましょう。
SHARP HP掲載のES-W111サイズ
高さ | 1,104m |
---|---|
幅 | 640mm(ボディ幅:596mm) |
奥行 | 728mm |
「我が家の洗濯パンは600mmしかないから入らない!!」と諦めるのは早いです。
足の部分が置ければ、洗濯機の設置は可能な場合が多いです。
結局大きいの?実際に見た初対面のインパクトはとにかくデカかった!
よく晴れた土曜日の午後に届いた新しい洗濯機。
小柄のお兄さんがメインで、男性2人で運んで設置してくれたのですが…
脱衣所のドアが通るか通らないか、ほんとギリギリ。
そして脱水パンの上にフゥフゥ言いながら苦労して設置してもらったのですが、もう、とにかくデカイ!!
以前の縦型洗濯機、ずいぶん小型だったんだと気づかされます。電気屋さんで見るのとはまた違った印象です。
デザインのおかげか意外とスッキリ!
しかし、デザインがすっきりしているからか、意外とすぐ慣れ、圧迫感はほぼなしです。
ドアを開いたときも、ドア部分の幅さえ確保しておけば問題なしで、大きい分洗濯物が入れやすく快適。
ちなみに我が家は洗濯機に向かうと左隣に洗面台、右隣がすぐ引戸ですので、圧迫感のないように右開きをチョイスしました。
設置するとき、配送のお兄さんはドアが開けやすいようにすこーしだけ左寄り(洗面台側)に置いてくれました。丁寧!
ランドリーラックは置けるのか?
うちはランドリーラックを元々置いていたので同じものを再度設置したのですが、そのサイズがギリギリでした…。
ランドリーラックはこれです。
しかも一度取り外して、新しい洗濯機を設置してからもう一度ラックを設置する必要があったのですが、相当苦労しましたよ。(旦那が…ですが笑)
苦労した理由としては、通常の4本足のラックだったため、洗濯機が大きくなったことで足を置くスペースがなくなってしまったこと。
上下に解体し、洗濯機の裏側で無理やり組み立てて、即席アジャスターを作りなんとか設置。
しかし若干不安定感が否めないため、改善が今後の課題です…。
ランドリーラックを使用する方は、洗濯機を設置したあとの周りのスペースの確保、確認をしっかり行ってください。
また、スペースに余裕がない方は、天上と床でつっぱるタイプの1本支柱のもの、もしくは2本支柱の洗濯機裏や片側だけのスペースで設置できるラックをオススメします。
こういうやつです。
結局SHARP ES-W111の購入で「大きさ」について気を付けることは?
大きさに勝るスタイリッシュなデザインで見事な商品ですが、購入を考えている方は以下をしっかり確認してくださいね。
- 脱水パンの大きさは問題ないか
- 設置スペース 縦、横、奥行き に無理はないか
- 搬入通路も通れる大きさか
- ドアを開けたときの幅に無理はないか
- ドアは右開き、左開き、どちらが使いやすいか
- ランドリーラックはそのまま使うか、買い換えるか
- 洗濯機を置く場所の全体はどうなるかをイメージ!
背の小さい方にとっては意外な注意点
私は背が150cmと低いため、SHARP ES-W111を設置後、洗濯機を繋げている水道の蛇口に手を伸ばすのが若干大変だな、と気づきました。
蛇口は洗濯機の右側壁にあるのですが、洗濯機が前に突き出る形になったため、背伸びをして手を伸ばす感じになります。
そして手を伸ばすと体が洗濯機本体の操作パネルに密着し、ちょうど「スタート、一時停止」のボタンを押してしまうのが難点です…。
これは身長と蛇口の位置に無理がなければほぼ問題ないかと思います。
心配な方は洗濯機の高さと幅をイメージしてシミュレーションしてみてください。
SHARP ES-W111の洗濯機能、仕上がり、使った感想は?
さて、ここからは実際に使ってみた感想です。
ドラム式洗濯機の汚れ落ち、実際どうなの?
今回初めてドラム式洗濯機を使用しました。
一般的には縦型の方が汚れ落ちは良いと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。
出来上がりを見てみましたが、汚れもちゃんと落ちているし、気になる臭いもなし。
また、異常にシワシワになっているわけでもありません。
結果はごくごく満足出来るものです。
洗濯時間は、以前使っていた縦型洗濯機と比べると大体10分ほど短縮。良いですね。
総合的に見ると「洗濯をする」という観点では、それほど大きな進歩は感じられないと思いますが、時短になったのは非常に嬉しいポイントです。
ホームクリーニングコースの仕上がりは?
おしゃれ着などを優しく洗うホームクリーニングコースの仕上がりで気になるポイントといえば、
- 袖口、襟ぐりなどが伸びてないか
- 生地へのダメージは少なく抑えられているか
- 汚れ、臭いはしっかりとれているか
などがありますよね。
SHARP ES-W111のホームクリーニングコースでは、上記のポイントは全く問題ありませんでした。
以前使っていた縦型洗濯機では、繊維の傷みに気を遣いすぎているのか脱水力が非常に弱く、脱水が終わってもまだびちゃびちゃ・・・ということが多々ありました。(逆に全く濡れていないということもありましたが、どういう動きでそうなったのか謎です・・・)
シワや傷みを回避するには、当時の洗濯機ではこの程度が妥当だったのだと思われます。
SHARP ES-W111での仕上がりは、シワシワになりすぎず、なおかつしっかり脱水されており良い具合でした。
ただカーディガンやセーターなど、どうしてもシワがつきやすいものもありますので、ある程度は仕方がないです。
袖口や襟ぐりの伸び、全体的な縮みも生地によっては仕方ない部分がありますね。これは洗濯機能どうこうは関係ないと思います。
シワは全くつけたくない!伸び、縮みも絶対避けたい!というものは、優しく手洗いかクリーニングに出すのが良いでしょう。
ドラム式洗濯機の洗剤の入れ方について
縦型洗濯機と大きく変わった部分と言えば、洗剤の入れ方。
ドラム式であるES-W111は、スタートボタンを押すと使用する水の量が表示されるのではなく、必要な洗剤量が表示されます。
ドラム式洗濯機を長年使っている方なら、当然のことかもしれませんね。
説明書には、表示される洗剤量からこの洗剤だとどのくらいの量?というのがわかるマトリックス表が載っていました。
載っているのは、アタックやアリエールなど一般的な洗剤についてです。
説明書に記載されている洗剤を使用していれば、表示通りの量を入れるだけで非常に楽ですね。
念のため、説明書に記載されている洗剤を記しておきます。
しかし、我が家はあまり一般的でないバジャンという粉洗剤と、セスキ炭酸ソーダを使っているので、表示される洗剤量から使用する水の量を考えて、その水の量だったら洗剤は…と計算して投入。
ちなみに、ドラム式ばじゃんというのもあるみたいです。
我が家はドラム式洗濯機が初めてだったため、これに慣れず最初はモタモタしました…
いまは洗剤量と水の量がすぐわかるよう、マスキングテープで洗濯機上側にメモを貼っているのでずいぶんわかりやすくなりましたよ。
あと最近の洗濯機には、ある程度洗剤を貯めておけるタンクがあり、毎回の洗濯では自動投入してくれる機能がついているものもありますよね。
一般的な洗剤をお使いの方でしたら、こういう機能がついている洗濯機も購入候補として良いのではないでしょうか。
ドラム式洗濯機の運転音って本当に静かなの?
古い縦型洗濯機だと、気になるのは騒音ですよね。
買い替えたら運転音が静かになるのでは?というポイントは、私が非常に期待していたところです。
実際に使ってみて驚いたのですが、旧洗濯機と比べるとずいぶん静かですね。
以前使っていた縦型洗濯機は、すすぎ〜脱水にかけてガタガタと揺れ、恐怖に感じるレベルでした。
倒れてしまうのでは…と何度思ったか…。
SHARP ES-W111でも、もちろん中でドラムが回っているのでガタガタ揺れはあります。
あともちろん大きな機械なので、モーター音、動作音は常にありますね。こちらも同じようにすすぎ〜脱水の段階が一番音を感じます。
しかしこれはドラム式洗濯機を回している脱衣所にいると、という感じです。以前の縦型洗濯機と比べた私の感想では、驚くほどおとなしい印象。
洗濯機を置いている脱衣所のドアを閉めておいて、運転時間も早朝や夜中など周りが静かな時間帯でなければ、ほぼ気になりません。
また、乾燥をしている間は本当に静かですよ。この騒音具合でしっかり洗えているので、満足度も高くなります。
ただ、他のドラム式と比較したことがないので、このSHARP ES-W111の騒音度が高いのか低いのかどうかはわかりません。
少なくとも7年前に発売されていた縦型洗濯機よりは断然静かなので、古い洗濯機を使い続けてて買い替えを検討してる方にはおすすめです。
洗い上がりは基本満足
今のところ、汚れが気になることもなく、洗いの仕上がりには満足しています。
ただ、まだとんでもなく汚れているものをそのまま洗っていないので、その汚れ落ちがどうなるかが気になるところです。
今は夫婦2人、そこまで汚れるものがないのですが、今後子供が産まれてからは、
- よだれ、ミルクのこびりついた衣服
- 泥だらけの体操着
- クレヨン、絵具などが付いた衣類
などを洗う機会が増えると思います。その時にレビューを再掲していきたいと思います。
SHARP ES-W111 乾燥のクオリティは?
ドラム式洗濯機といえば乾燥機能ですよね。乾燥機能のレビューも行いました。
ドラム式洗濯機の乾燥機能って本当に使えるの?
今まで洗濯機は洗うものでしかなく、雨が続く日は浴室乾燥機を使って乾かしていました。
お風呂場の大きさにもよりますが、浴室乾燥機だと、お天気の良い日で4時間、雨の日だと丸々半日ほどかかりますよね。
たくさん乾かそうとすると6時間かけても乾ききってない日もあり、追加で乾燥させたりと結構な時間がかかります。
専業主婦で家に居れたら様子を見やすいのですが、わたしは日中仕事に出ているので夜遅く帰ってきたら生乾き…臭いが気になってどうしようもない。ということもありましたね。
乾燥機付きの洗濯機は、結構昔からある家電なので今では当然のように使ってる人もたくさんいるとは思いますが…
正直、なぜもっと早く教えてくれなかった!!!と思いました笑
実は乾燥機付きを導入することに躊躇していたポイントが2つあります。
- 乾燥の仕上がりについて
- 出来上がりまでの時間について
です。
くるくる回るだけでちゃんと乾くの?シワシワになるんじゃないの?
長時間回さないといけない?乾かすために丸一日回してたら電気代はどうなるの?
上記のポイントが心配で、乾燥機能をあまり使わなくなるかもなーと考えていました。
で、実際に使ってみての感想なんですが、全く心配することなんてなかった!!もう感動レベルです!!
SHARP ES-W111 での乾燥の仕上がりは?
まず、気になるポイント1つめの、
- ちゃんと乾くのか?
- シワは大丈夫か?
という、仕上がりについて。
乾燥時間は標準運転で大体2時間半ほど。
結果は…ちゃんと乾きます!素晴らしい!
しかも、手触りふわっふわで柔らかくて気持ちいいです!
天日干しや浴室乾燥機で乾かすよりも手触りが断然良くなっています。
シワも気になるレベルではなく、ものによっては乾燥させた方が柔らかくなりきれいになっているものも。
これは一体なんだ?!
ということでSHARPの製品ホームページで機能を調べてみました。
SHARPだけで採用されている、ハイブリッド乾燥方式(ぽかぽかおひさま乾燥)というシステムみたいなのですが、本当におひさまにじっくり当てたようにふわふわです。
ヒートポンプ乾燥と、サポートヒーターの合わせ技でこのような仕上がりになるとのこと。これはとても良いです、大満足です。
乾燥運転時に注意点することは?
ただし、以下のようなものはしっかり乾かなかったことがありますのでご参考まで。
乾燥容量6kgより多くいれてしまった場合
正直6kgがどの程度の量なのか、目盛りなどはないのでいまいちわからないのが難点なのですが…
11kgの洗濯機なので、半分と少しくらい埋まってるともう乾燥の限界ですね。
あまり詰めすぎないように気をつけましょう。
キッチンマットなど、厚手、硬めの生地のもの
一目見て、乾きにくそう…というものは、やはり乾燥に時間がかかるようです。
ネットに入れたもの
リブ編みの靴下など、引っかかりやすそうだったり小さいものはネットに入れて洗濯、乾燥させているのですが、丸まってしまい、乾ききっていないことが多いです。
くるくる回して乾燥させていくので、ドラム式の動きを考えると、まぁ仕方ないかな?という感じですね。
乾きかけてはいるので、取り出したらそのまま少し干しておくとokです。
乾燥で乾ききらなくてもそれほど気にならない!生乾きの匂いがしない!
乾ききらなかった場合なのですが、私は追加で乾燥を回すか、もしくは気になるものだけ浴室乾燥機に移動させています。
また、なんとなく少し湿ってる?という程度の場合もあるのですが、その時はそのまま室内に干しておけばその内乾いていますね。
今のところ、SHARP ES-W111 で洗濯乾燥したものは、生乾きの臭いが気になりません。
なので、洗い直しは特に必要ないかと思います。これがプラズマクラスターの力なのでしょうか?
ホームクリーニングコースの乾燥は乾かない!
乾燥にも色々コースがあり、その中に「ホームクリーニングコース」というものもあります。
ホームクリーニングコースで優しく洗った衣類を、乾燥まで出来るなんてとても楽!!と思ったのですが…
実はこのコース、乾燥可能容量が500gのみ。セーター一枚とシャツ一枚でおしまいです。少ない…。それにちゃんと乾くのだろうか…。
とりあえず、洗濯後のメンズセーター1枚、厚手の綿シャツ1枚を乾燥させてみました。
乾燥させるときは、シワにならないよう、簡単に形を整えてドラムの壁に沿うよう入れます。
ホームクリーニングコースの乾燥では、どうやらくるくる回らず、温風だけが当たるようですね。乾燥時間は2時間。
結果は…
風の当たっていた表面しか乾いていない…
予想通りの残念な結果でした。やっぱりしっかり乾かすには相当な時間が必要なようですね。
そういえば、セーターやカーディガンって、濡れた状態でハンガーに干すと、水分を含んだ重みで肩の辺りが伸びちゃったりしますよね。
ホームクリーニング乾燥は、スッキリ乾くわけではないですが、ある程度乾燥がかかるので、生地が厚めで伸びやすそうなものには事前乾燥としてやっておくと、そのあとハンガー干しをしても伸びがマシになるのかも?と思いました。
どんな機能も使いようです。洗いたいものと希望の仕上がりに合わせて、コースは選んだ方が良さそうです。
乾燥機能、必要?不要?
実際に使ってみた結果、乾燥機能としては申し分なく、大満足です!
仕上がりが良いだけでなく、「干す」というアクションを丸々一つ省けるというのは、やはり大きな時短となりますよね。
使わなくなるのでは…?なんて思っていた乾燥機能ですが、やっぱり「必要」な機能でした!!今後もバンバン使い続ける予定です。
ドラム式洗濯機、どのようなお手入れが必要?
便利なドラム式洗濯機ですが、お手入れ方法が気になりますよね。
そこでお手入れ方法を解説します。
SHARP ES-W111 はお掃除の手間が少ない?
乾燥機能付のドラム式洗濯機は、乾燥を行う度にフィルターのお掃除をする必要があります。
必要だとわかっていても、お手入れは面倒くさいですし、ついつい忘れてしまったりしますよね。
実はSHARP ES-W111は、乾燥の度に自動でフィルターについたほこりを取り除き、ダストボックスに溜めておいてくれる機能があります。
そのため、こちらでしないといけない作業は、週1回、そのダストボックスに溜まっているホコリを取り除くということ。
お手入れの回数が少なくすむので、それだけでずいぶん負担は軽くなりますよね。
実際にお手入れしてみました。
メインとサブがあるので、まずはメインの掃除です。
箱の中に溜まっているホコリをティッシュか何かで引っ張り出して捨てるだけ。
あとは少し周りに付いているホコリををサッサと拭くぐらいで完了。
とても簡単です!
あと、購入するまで気がつかなかったお手入れがありましたのでご紹介します。
毎日乾燥機能を使っていて半月ぐらいたったあたりに、運転終了後、「U04」のエラー表示が。
なんだろうと思って説明書きを見てみると、フィルターのお手入れをしてくださいとのこと。
ダストボックスの中のほこりは昨日取り除いたばっかりだけどな〜
と思いながら、もう一度掃除をして、フィルターをセット。しかし、その次の日もまた「U04」のエラー表示。
色々調べた結果、実はいつもホコリを取り除いているダストボックスの奥に、もう一枚フィルターが!!びっしりホコリがついていました。どうやらサブもお手入れが必要なようですね。
週一回、ダストボックスと、その奥のフィルターのお掃除、忘れないようにしましょう。
ゴムパッキンのホコリについて
ドラム入口のゴムパッキンにつくホコリ!
乾燥が終わってドアを開けると、入口のゴムパッキン一周に、結構な量のホコリがついています。
また、ドアの内側、丸い透明な窓になっている部分にもホコリが。うーん、ダストボックスとフィルターに溜まるホコリ以外にも、まだまだこんなに…。
調べてみると、ドラム式洗濯機は、ホコリが内部に溜まりやすい構造のようで、
しかもお手入れを放置すると、乾燥性能がずいぶん落ちてしまう傾向にあるようです。
また、溜まりに溜まったホコリを除去するには、解体清掃を業者にお願いする必要があったりとなかなかの手間がかかるみたいですね。
もちろんタオルや衣類などを乾燥させるとホコリはつきものです。
ネットなしで乾燥させるとホコリがたくさん出るのも当然。このようになってしまうのは仕方のないことかなとも思います。
ただ、このゴムパッキンのホコリ。なかなか取り除きにくい。
ドアの内側の窓部分は、プラスティックのためサッと拭けば問題なく取り除けますが、ゴム部分はほこりが張り付いてしまっているため、ティッシュで拭き取ってもとれず、掃除機でもなかなか吸い取れません…
しかも、せっかく乾燥させた洗濯ものにまたホコリがついてしまう可能性が。
もどかしいですが、一旦洗濯ものを気をつけて取り出し(ゴムに張り付いているのか、意外と付かないのでそこまで神経質にならなくても大丈夫そう)、そのあと、濡らして固く絞ったタオルなどで、ゴムパッキン部分を丁寧に拭き取ります。
せっかく乾燥させた内部を湿らすことが若干嫌なのですが、笑
ほこりが溜まって乾燥機能が低下することの方が困りますよね。
毎回拭くのは正直面倒くさいと思ってしまう気持ちをグッとこらえ、ルーティン作業としてお手入れしていこうと思います。
やっぱり気になる!ドラム式洗濯機の電気代ってどうなの?
電気代については、SHARPの製品ホームページに下記のように公表されています。
洗濯~脱水 | 11kg:1.8円 |
洗濯~乾燥 | 6kg:15.9円 |
どちらも最大の運転可能容量で記載されているので少しわかりにくいですが、電気代だけで見ると、やはり乾燥には相当のコストがかかってきますね。
ただ、毎日1回ずつ、6kgで洗濯〜乾燥までを行ったと考えると、15.9円×30日で、月477円の電気代です。
月500円程で洗濯物を干す手間が減らせるのであれば、それほど悪いことではないかな?と感じました。
ちなみに、洗濯機を動かすのにかかるのはもちろん電気代だけではありませんよね。
水道代、洗剤代、そして電気代を合わせて、結局1回の運転でいくらかかるのか?
が、以下の数字です。
運転にかかる総コスト(洗濯〜脱水11kg) | |
---|---|
水道 | 19.7円 |
洗剤 | 12.4円 |
電気代 | 1.8円 |
合計 | 33.9円 |
運転にかかる総コスト(洗濯〜乾燥6kg) | |
---|---|
水道 | 13.1円 |
洗剤 | 9.3円 |
電気代 | 15.9円 |
合計 | 38.3円 |
運転できるMAXの容量が違うため、乾燥を入れてもそれほど大きな違いがないように見えてしまいますね。
1kgあたりの運転コストになおしてみましょう。
1kgあたりの運転コスト | |
---|---|
洗濯~脱水 | 3.08円/kg |
洗濯~乾燥 | 6.38円/kg |
約2倍と少し、コストが変わってくるようです。
もし毎日6kgを1回ずつ運転した場合の月のコストは、1kgあたりのコスト×6kg×30日で計算して、
1ヶ月あたりの運転コスト(6kg) | |
---|---|
洗濯~脱水 | 約554円 |
洗濯~乾燥 | 約1,148円 |
こんな感じですね。
我が家は共働きで、後数ヶ月で子持ちになる予定です。毎日の家事をいかに時短化していくかが重要ポイントなため、毎月の洗濯コストが550円から1150円になるだけで大きく手間が省けるのであれば十分メリットがあると思いました。
まぁ、これが何年も続くとなるとたしかに大きな負担にもなるかもしれませんね。
しかし今後、もっと省エネ効率が良くコストを低く抑えた商品がたくさん発売されると思うので、各ご家庭に合った商品をその都度選んでいくのが良いですね。
SHARP ES-W111 本体機能以外の気になる点
もちろん、商品自体は素晴らしいのですが、気になる点はあります。
説明書がわかりにくい
補足情報ですが、説明書について一言。
初めて購入したドラム式乾燥機付き洗濯機だったので、使い勝手がわからず説明書を片手に使い始めたのですが、機能が複雑だからか説明書を読むだけではわかりづらさを感じました。
図や表もたくさんあって、一見わかりやすく作ってあるようにも感じるのですが…
初めてのドラム式、というのがネックになっているのかもしれません。
いつも家電は感覚的に使い始めてしまうのですが、今回ばかりは焦らず、じっくり読みながら一つずつやってみるという地道な作業が必要な気がします。
色んな便利機能や洗濯・乾燥コースが用意されている分、その特徴や使い方を覚えていく必要があります。
理解していけば、きっと今以上に便利な家電として活躍してくれると思います!
おススメな使い方を発見した場合、またご紹介しますね。
ドラム式洗濯機の上に物を置いても良いのか?
本体が大きく上面は平ら、そして前びらきなので、なんとなく本体の上の面を荷物置きに出来そうな感じがしますが、
実際は…
- 洗剤投入口は上にある(向かって左側手前)
- ダストボックスも上に引き上げる(向かって右側奥)
- 乾燥機能を使うと本体上の温度が上がる
という感じです。
洗剤などの物を置くのは現実的では使いやすさ、安全面からもやめておくべきですね。
アプリCOCORO WASH を使ってみた!
どんなことが出来る?
SHARP ES-W111は、IoT対応の洗濯機です。
家電自体をインターネットに接続できるものなのですが、SHARPではテレビ、スマホ、生活家電など、IoT対応のスマート家電を総称しCOCORO+ (ココロプラス)と呼んでいます。
その中でも洗濯機は、クラウドサービスCOCORO WASH に接続され、同名の専用のアプリもリリースされています。
このIoT対応の洗濯機、一体どういうことが出来るのでしょうか?
主に出来ることは以下です。
- お天気情報をお知らせ
- オススメの洗濯コースをナビゲーション(アプリからコースの送信が可能で、本体で「ダウンロードコース」というモードを選択すれば送信した洗濯コースが行われます。)
- アプリで洗濯の残り時間などを管理可能
正直、今話題のIoTだけに、もう少し発展した使い方を期待していました。
例えば、スマホからアプリを使って遠隔操作ができる、などですね。
SHARP以外のメーカーでは、そのような使い方が可能な製品もあるようですが、機能が追加されている分、洗濯容量が少なくなっていたりと、一長一短はあるようです。
しかし、もし実際に遠隔で洗濯機をスタートできるとしても、それほど使いやすいものでしょうか?
そもそも洗濯機には予約機能がありますし、外からスタートさせるにしても洗濯物を入れておく必要があります。結局は予約機能で事足りるレベルなのです。
お天気情報はお天気アプリやAlexaで簡単に把握できますし、洗濯コースについても実際に使っていくうちに自分のやりたい方法はおのずと固まってくるはずです。
アプリ上で終了時間や稼働状況を確認できる機能も、まぁ外にいてればそれほど気になることではないですよね。時間通りに終わっていれば問題ないのですから。
IoT対応、まだまだもう一つな機能という印象です。
COCORO WASHアプリも洗濯機本体と連携させることがなかなかうまくいかず、苦労しました。
家電はIoT対応が標準化される時代ですので、今後の製品に期待したいと思います。
結局SHARP ES-W111はオススメできる?
古い縦型洗濯機を使い続けていらっしゃる方は、ぜひ買い替えをオススメします!
導入コストはもちろん大きいですが、機能、性能共に申し分なく、また、デザインもスタイリッシュで洗濯が楽しくできますよ。
ただ、元々ドラム式洗濯機や新しい縦型洗濯機を使用している方は、無理にこの機種に買い替えなくても、今後もっとIoT機能が発展したものや、省エネ性能がアップしたものが続々と発売されると思います。
あとわたしが今後期待するのは、手入れの手間が少ない製品ですね。ドラム式洗濯機、性能は良いですがやはりホコリ対策が気になるところ。
SHARP ES-W111はお手入れの回数が他の機種に比べて少し減った製品ですが、それでも充分手間をかけていないと仕上がりに影響が出てきてしまいます。
いつか、月一回ダストボックスを清掃するだけで全てのホコリが除去できるくらい楽ちんな製品ができると良いな〜と思います。
ES-W111とES-W112との違いは?
2019年10月現在では、最新版としてES-W112が発売されています。
ただ、今回のバージョンアップ内容は、ほんの小さなものです。
具体的な違いは以下の通りです。
- 騒音レベルが41dBから39dBに
- 洗濯~乾燥の消費電力が600Whから590Whに(金額にすると、1回で差額1円もいかないくらい)
- 洗濯~乾燥までにかかる時間が約155分から約150分に
たったのこれだけです。
わざわざ最新版のES-W112を買う必要がないですね。
在庫があれば、ES-W111で充分でしょう。
ちなみに1年間使ってみた結果のレビュー記事も書きました。
>>【SHARP ES-W111】1年間使いまくってみてわかった!気をつけるべきポイントはココ!【洗濯から乾燥まで】
2019年に購入したドラム式洗濯乾燥機【SHARP ES-W111】。>>【SHARP ES-W111】本当のレビュー評価 スマート家電初心者のドラム式洗濯機!![sitecard subtitle=関連記事 url=htt[…]