日本人横綱はいない?過去の日本人横綱から理由を考察

約20年ぶりに日本出身横綱稀勢の里が誕生したと思えば、すぐに引退してしまいました。

そもそも、日本の国技であるはずの相撲で横綱がいなくなってしまったのでしょうか。

過去の日本人横綱から、その理由を考察してみました。

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

2019年6月現在の横綱

2019年6月時点の横綱は、モンゴル出身の横綱である白鵬と鶴竜だけです。

ちなみにモンゴル出身の白鵬に関しては、日本の国籍を申請中です。

現役引退後に親方になるには、日本人であるのが条件の一つですからね。

出身のモンゴルでは反対も多いようですが、これからは日本人として相撲界を盛り上げてくれるみたいです。

稀勢の里よりも前の日本人横綱は誰がいたの?

約20年ぶりに『日本出身』の稀勢の里が横綱になったことで、世間では注目を浴びましたが、前の『日本人』横綱は誰だったのでしょうか?

さて、ここで私が何故『日本出身』と『日本人』を分けているのかといえば、『日本人』であればハワイ出身で日本人国籍を取得後に横綱になった武蔵丸がいるからです。そして、武蔵丸は2003年に引退しています。

では、日本出身で日本人の横綱といえば誰でしょうか?

知ってる方も多いですが、若乃花です。かなり古い気がしますよね。

それくらい日本出身の日本人横綱は誕生しませんでした。

若乃花より後の横綱は?

若乃花から稀勢の里が横綱になるまでの間、横綱は4人誕生しましたが全て日本以外が出身の力士でした。

ハワイ出身の武蔵丸の後は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜とモンゴルが4代も続きます。

もはや、モンゴルの国技なのか?と言わんばかりです。

いつからこうなってしまったのでしょうか。

曙が初の海外出身横綱

ハワイ出身の曙が初めての横綱でした。

当時、ハワイ出身の曙や武蔵丸の大きさは日本人力士にとって脅威でした。

大相撲には体重上限がありませんからね。大きい方が有利なのは当たり前です。

そんな中、横綱に昇格したのが貴乃花と若乃花の兄弟なんですね。

何故、モンゴル人は相撲が強いのか

モンゴル人の他にも外国人力士はいるのですが、いまや横綱といえばモンゴル人というくらいの強さを誇っています。

何故、そこまでモンゴル人は強いのでしょうか。

男はみんな相撲をする

基本的に、男はみんなモンゴル相撲の経験があるようです。

もうこの時点で日本よりも相撲を国技にしているような気がしますね。

その中から強い人が日本に来るのでしょうか?それは強いに決まってますね。

頭脳派の妻と肉体派の夫

日本では、男性の方が稼いで、女性の方が低収入の職業で働きがちですよね。

モンゴルでは、肉体派の夫と頭脳派の妻という夫婦が非常に多いようです。

つまり、肉体派の方がモテるということでしょう。

これは大きいですよ。

実力主義

もちろん、年齢的な上下関係もあるのですが、それよりも実力を重視する文化のようです。

年下であろうが、自分の実力よりも上であれば素直に尊敬するといった文化が根付いているみたいですね。

日本でも見習いたいものですが、まだまだ体育会系では年齢的な上下関係が厳しいところが多いです。

血の問題ではなかった

スポーツの世界では、遺伝的な身体的特徴が大きく影響します。

相撲もその一つです。

しかし、モンゴル人男性と日本人男性の平均身長をご存知でしょうか?

実は日本人男性の平均身長が172㎝なのに対して、モンゴル人の平均身長は168cmしかありません。

体格的には、日本人の方が有利なんですね。

つまり、モンゴル人の相撲が強いのは血の問題ではなく、文化的特徴にあるといえます。

そう考えると、日本出身の日本人横綱がいつ誕生してもおかしくないでしょう。

これからに期待ですね。

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