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高校の義務教育化!メリット・デメリットは?様々な視点から感じること

昨今、大学の無償化について議論が進められています。

そして大学についての議論だけでなく、 「高校までを義務教育化したらどうか」という意見もあります。

そもそも、 高校まで行くのが当たり前の時代に義務教育が中学までというのは、如何なものかということです。

今回はその「高校までの義務教育化」について、まとめてみました。

高校までの義務教育化メリット

高校までを義務教育化した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

貧困対策になる

現代日本の生活は、随分裕福となりました。高校に行くのは当たり前で、 更にその後大学や専門学校に行くのさえ当たり前になりつつあります。

もちろん、地方ではまだまだ高卒や中卒の方は多いですが、 それでも段々と減ってきています。しかしそんな中、中卒で働くことを選択した層が、 まともに就職できる可能性が減ってきているのも事実です。

義務教育化されることにより、 高校までの教育を受けられるようになり、就職率も上がると言われています。さらに、 各家庭で高校までの学費負担が減ることにより、 進学を希望する学生が進学しやすい環境を作ることができるのです。

そして現在は、公立高校は授業料が「無償」になっています。(市町村民税所得割額が世帯で30万4,200円以上(年収だとおおよそ910万円以上)の場合は、対象外になります。)

ですが、高校までに必要な費用は授業料だけではありません。 入学料や教科書代などの費用は必要になります。

国民の学力底上げに繋がる

個人差はありますが、 やはり高校まで行くのと行かないのでは、学力に差が出てしまいます。あくまで、最低ラインや標準ラインを引き上げるだけですが、 学力の底上げは国に取ってプラスになると言えます。

高校までを義務教育化するとなると、 今までの9年間の義務教育に、 更に3年間も教育期間が増えることになります。プログラミング等の専門知識や、 実際に社会に出てから必要な知識を身に付けさせることも可能になるかもしれません。

高校までの義務教育化デメリット

では、逆にデメリットはどういったものがあるでしょうか。

費用が掛かりすぎて現実的ではない

都会では問題ないのかもしれませんが、 田舎は一つの市に一つの高校しか無い場合がありますので、 高校に行く人が増えるということは新たに学校を作る必要があるかもしれません。

また、 建設等の初期投資だけでなく、教科書代等の費用も掛かります。 全体の費用は莫大になると予想されます。

今までは受験があったが、それが無くなる高校がある

私の地元の高校もそうなのですが、 定員は割れていても、一応入学試験はありました。

受験をすることで、みんなある程度の勉強をしていたのですが、 それ自体をしなくなる可能性があります。そうなると、 逆に勉強をする機会も減り、勉強のモチベーションが下がり、 学力が低下するのでは?という意見もあります。

私立高校が潰れてしまう

私立高校の未来はどうなるのでしょうか??

例えば、 「学力が足りず公立高校には入れないけど、誰でも入れる私立高校に行く」 といった選択肢がなくなるので、 そういった私立高校は潰れてしまうと思います。

私立高校が生き残るには、今も昔も何か工夫が必要だと思います。しかし、 何の魅力もない学力も低い私立高校が潰れるのは、当たり前でしょう。それは経営努力で解決する問題だと思います。

学力の高い私立高校は、需要が残ると思います。 それは、今も有名な中高一貫が生き残っていることからもわかるでしょう。

学校を辞めたい人が辞められない

今までは、中学を不登校で過ごし卒業したら、それでおしまいでした。

しかし、さらに3年間を義務教育ということで高校に在籍する必要があるのです。それが苦痛な人もいるでしょう。



賛成派・反対派の意見にはどんなものがある?

メリット・デメリットとは別に様々な意見があります。

高校以降は義務教育ではなく、道を自主的に決めるべき

勉強したい人は奨学金を借りてでも行けばいいし、 やる気があるなら関係ないといった意見の人ですね。こういった意見の人は、大学の無償化も反対派のことが多いです。

しかし、そういった方の中でも、 大学生活の「生活費・学費・教材費」すべてを奨学金とアルバイトで払った方は非常に少ないです。何かしら、親の援助があった人がほとんどなんですよね。

誰にも助けてもらわずに自分が「努力」をしたから今があるのであって、 みんなも「努力」すればなんとかなると思っているのでしょうか。

何故、自分ができなかったのに他の人にそれを強いるのでしょうか。 理解できませんし、説得力も感じません。

もちろん、 「生活費・学費・教材費」すべてを奨学金とアルバイトで払った方もいるでしょう。でも、それは少数派であり、それが可能な人は非常に少ないです。 そこまで頑張れる人はほとんどいません。

まだ10代の子供たちを、できないからといって切り捨てるのは、早過ぎます。

義務教育化したらいいものじゃない

確かに、義務教育化をすればすべて良くなるというものではないという意見はわかります。しかし、義務教育化することにより、最下層の学力底上げになると私は信じています。

それに、上を目指したい人は目指せばいいのです。それを阻害しているのは、 どちらかといえば、「飛び級制度」がないことの方が問題でしょう。

子供への投資は国を挙げてするべき

この件については、 大学の無償化と完全に切り離すのは難しいです。

それについての記事も書いています。

>>大学の無償化はいつから?対象は?学費の目安や所得制限など最新情報まとめ

大学無償化はいつから?所得制限など対象は?学費の目安や最新情報まとめ以前から話題に上がっている大学無償化ですが、少しずつ実用化に向け議論が進んでいます。※2020年4月に施工予定⇒2018年12月28日の...

私は、子供の教育費には国を挙げて投資するべきだと思っています。そのためには現在の義務教育のカリキュラムについても、見直しが必要だと考えています。

もし、 高校までが義務教育化した場合は、 是非プログラムについてと、選挙についての授業に力を入れてほしいですね。

たとえば、 3人づつのグループに分かれ、 各グループにランダムに現政党のどれか(支持政党でない政党)を振り分けます。そして、各グループにディベートをしてもらうのです。

これによって、各一人ひとりが政治について勉強をするでしょう。 それも他社の意見も聞くことができるので、偏った知識にはなりません。

こういった新しいカリキュラムを増やすことも、 高校までの義務教育化によって可能になってくるのではないでしょうか。

18歳以上に選挙権が与えられ、 次は18歳から成人とみなされるようになるでしょう。

追記:18歳成人法案が成立しました。

>>成人年齢 引き下げ 範囲は?問題は?

成人年齢 引き下げ 範囲は?問題は?2018年6月現在、 日本の成人年齢は20歳となっています。 しかし、成人年齢の引き下げが閣議決定され、 成人年齢の定義について、少し...

そんな現代だからこそ、 高校までの義務教育化が効果を発揮するのではないでしょうか。

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やーぎ
大阪で高卒SEをしている20代後半の男です。 脱サラのためにブログを書いています。

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