転職を考えている人が、まず最初に登録しておく転職サービスがリクナビです。
転職サービスのリクナビには、『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』がありますが、違いがわからなかったり、どっちを選べばいいかわからない人もいますよね。
結論としては、「『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』は併用すべき」ということなのですが、その理由を解説します。
この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
『リクナビNEXT』と『リクナビエージェント』の特徴と違い
まずは、各サービスの特徴と違いについて説明します。
『リクナビNEXT』の特徴
基本情報は、
求人数 | 新着・更新求人2,500件以上 |
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年齢層 | 幅広い |
ジャンル | 幅広い |
スカウト/オファー機能 | あり |
オファーの種類 |
|
適職診断 | あり |
幅広い年齢・職種に対応した求人が豊富で、転職成功者の約8割が『リクナビNEXT』を利用していると言われています。
その訳は、他の転職サイトを利用していたとしても『リクナビNEXT』も併用している人がほとんどだからです。
併用する理由は、様々あります。
『リクナビNEXT』だけの限定求人が85%
なんと、『リクナビNEXT』だけの限定求人が85%もあるんですよ。求人を網羅するには、併用するしかないですよね。
スカウト/オファー機能が充実
そして、その限定求人に自分から応募するだけでなく、求人を出している企業から逆にスカウトやオファーされる機能もあるんです。
オファーは自分のスキルに合った企業から、「応募しませんか?」といった内容のメールがくるといったイメージですが、スカウトされた場合は、書類審査なしで面接に進むことが可能です。
自分からは一度も応募せずに、転職活動が終わってしまうこともあるかもしれませんね。
独自サービスの「グッドポイント診断」が面白い
『リクナビNEXT』独自サービスのが面白いんですよ。
「冷静沈着(いつもクール)」、「柔軟性(あれこれトライ)」、「現実思考(実現可能性にこだわる)」などの性格の特徴18種類の中から、5種類をグッドポイントとして診断されます。
自分を客観的に判断するのは、転職活動では非常に重要です。是非、受けてみましょう。
一番選ばれているだけある充実度
上記のように、魅力が満載の『リクナビNEXT』
よっぽど、転職サービスにこだわりがない場合は、『リクナビNEXT』に登録して損はないでしょう。
『リクルートエージェント』の特徴
求人数 | 約20,000件以上 |
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非公開求人数 | 約110,000件以上 |
年齢層 | 幅広い |
ジャンル | 幅広い |
『リクルートエージェント』は、求人数も20,000件以上で非常に多いのですが、非公開求人数が11万件以上あって本当に多いんです。
この莫大な求人数から自分に合った企業を紹介してくれるキャリアアドバイザーが優秀なのも、大手転職エージェントの魅力ですね。
もちろん、キャリアアドバイザーが豊富な経験を活かして、職務経歴書や面接のアドバイスをしてくれます。
『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』の違い
さて、特徴については説明しましたが、問題は『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』の違いですね。
『リクナビNEXT』は、自分主体!!
『リクナビNEXT』は、確かにスカウトやオファーなどの機能はあります。
しかし、基本スタンスは自分で希望条件を検索して、自分で応募することになるわけです。
『リクルートエージェント』は、キャリアアドバイザーが主体!!
もちろん最終的に決めるのは応募者本人ですが、基本的にキャリアアドバイザーに丸投げすることが可能です。
勘違いしていただきたくないのが、キャリアアドバイザーが勝手に応募するわけではないということです。
キャリアアドバイザーとのカウンセリング結果と持っているスキルから、応募者に合った企業をピックアップしてくれます。
そのピックアップしてくれた求人から、最終的にどこに応募するかを決めるんです。
『リクナビNEXT』と『リクナビエージェント』を併用した方がいい理由
『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』の違いは理解していただけたでしょう。
ここで本題の『リクナビNEXT』と『リクルートエージェント』を併用した方がいい理由です。
メリット・デメリットを説明します。
『リクナビNEXT』と『リクナビエージェント』を併用するメリット
まずは、メリットからです。
- 『リクルートエージェント』で添削してもらった職務経歴書を『リクナビNEXT(リクナビネクスト)』にも利用できる
- どちらかにしか存在しない求人を網羅できる
- 書類審査不要のスカウト機能、キャリアアドバイザーのマッチングで自分に合った企業がわかる
他にもありますが、基本的に両方の利点を活かすことができるという点ですね。
『リクナビNEXT(リクナビネクスト)』と『リクナビエージェント』を併用するデメリット
次に、デメリットですね。
- 求人が被ることがある
- 両方の管理が大変
デメリットは、管理などがめんどくさいという点に集約されます。
どこを重要とするかで、併用するかどうかを決めればいいでしょう。
併用しないのであれば、自分に合っている方を使えばいい
併用した方がメリットも述べましたが、デメリットも存在します。
デメリットが気になる方は、どちらかの利用で充分でしょう。
キャリアアドバイザーとのやり取りが苦手な人や未経験者は、『リクナビNEXT(リクナビネクスト)』の方がいいでしょうし、キャリアアドバイザーとのやり取りが苦手でない人や経験者は、『リクルートエージェント』の方が向いています。
自分の性格やスキルに合わせて、転職サービスを上手く利用しましょう。