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「仕事」と「プライベート」分けない生き方、考え方

働き方改革の影響なのか、 昨今は「ワークライフバランス」という言葉をよく目にするようになりました。

それと同時に、 人によって「仕事」と「プライベート」への考え方の違いが際立ってきたように思えます。

各個人、その考え方を持つ理由や、 実生活がそれぞれ少し異なっていますので、 今回は、私が思うことを書いていきたいと思います。

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

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20代の仕事への考え方1位は?みんなが重視する「プライベートの充実」

2017年09月29日、エン・ジャパン株式会社が 20代の「仕事の価値観」について調査結果を発表しました。

調査方法は、エン・ジャパン株式会社が運営する「エン転職」内で、 20代2287人にアンケートを行った、というものです。

アンケート結果

「仕事に求めることは?」

  • 1位「プライベートを大切に働けること」(59%)
  • 2位「人間関係の良い職場環境で働くこと」(55%)
  • 3位「自分らしい生活ができること」(40%)

どれも仕事内容よりも職場環境に重点を置いていることが伺えますね。

男女で求めていることが違う

実は、このアンケートで面白いこともわかります。

「仕事でやりがいを感じることは?」という質問に対し、 男女混合での1位は「スキルアップや自分の成長を実感すること」(53%)でした。

しかし、 男女別に結果を見た場合、女性の回答は

  • 「自分の提供した仕事に対して顧客が満足すること」(44%)
  • 「尊敬できる上司や先輩と仕事をすること」(34%)

が、男性より高かったのです。

対して、 男性が女性よりも割合が高いのは「昇給・昇進すること」です。

さらに「仕事に求めることは?」の質問でも、 男性の方が

  • 「より多くのお金をもらうこと
  • 「成果を出すこと」

を望む傾向が高いことがわかりました。

仕事の取組みに対して「男女平等」が叫ばれていますが、 実際に働いている人の意識は、男性と女性で大きく違っていることがわかります。

仕事においての「男女平等」への取組みが、 全員同じ意識を持っていることを前提として進められているとすれば、 この意識の差が、なかなか成果がでない・進まないことの要因になっているとも考えられます。

本題!【「仕事」と「プライベート」】分けない生き方、考え方

アンケート結果では、「プライベート」のために「仕事」をする、 つまりこの2つを別々のものと考え生活している人がほとんどのように思えます。

では、 【「仕事」と「プライベート」】分けない生き方をしている人はどのような人達なのでしょうか。

ケース1:自分で稼いでいる人

ブロガーや社長などはこのケースです。

たとえば、この方

コーチングとビジネスで自由と豊かさを手に入れる森昇の物語

仕事とプライベートを別にすべきか分けない方がいいのかな。仕事がしんどいし会社の事考えたくないから仕事とプライベートは分け…

私個人の感想ですが、 発言には同調できることが多く、 私もこういった生活や考えを持ちたいと思います。

有名なイケハヤさんも、こういった考えですね。

簡潔に言うと「サラリーマンを辞めろ」と言っています。

私も、 それが一番いいと思いつつ、副業をして抜け出そうとしていますが、 中々上手くいきません。

こういった成功して活躍をしている先輩方からすると、 私はまだまだ「努力が足りない」から上手くいかないのでしょう。

副業をしている時の方が断然楽しい時間を過ごせているので、 これからどんどん生活を変えていきたいと思います。

ケース2:今の仕事が楽しい人

例えば、この方ですね。

これも理想とする考えだと思います。 ただ、こういった方は、非常に運がいいと思います。

確かに、 努力もされてきたとは思いますが、 努力してスキルを身に付けたところで、職場環境が悪いこともあります。

そもそも、 自分のやりたいことのビジョンを早くに明確にし、 それを仕事にできる人自体が少ないです。

こういう方は、 自分の幸運を棚に上げて、 他の人もそうあるべきだと思っているところがたちが悪いです。

みんなそれぞれ事情があります。 自己責任だと言ってしまえば簡単ですが、 世の中はそれだけじゃないと思います。

「運も実力の内」ですが、 「運」は努力ではどうにもなりません。 全員が共感できるようなことは不可能でも、 大多数が共感できる方法でないと参考にならないと思うんです。

ケース3:精神論者

この考えの方は、サラリーマンをしていると本当に多くいるように思います。

「楽はせず、努力をしろ。どんな仕事でも仕事であればすべてのものに優先される」 と考えをもっている人です。

確かに、自分に向いている仕事で、 尚且つ好きでやっている人は努力も興味も無限大で、非常に優秀です。

しかし、 収入のためだけに働いている人は優秀でない、 という理由にはなりません。

細かくその業界のことを突き詰めていくことも魅力ではありますが、 私の所属しているシステムエンジニア業界では、 「いかに楽をしたいか」と考えている人の方が上手くいくような気もします。

「この作業めんどくさいから自動化しよう」 といった考えがあるから、新しいシステムができてくるんです。

色々な仕事が自動化されてきていますが、 開発の根本はその思想にあると思っています。

まとめ

「仕事」と「プライベート」を分けない生き方、 私が思うものはこのような3ケースです。

私が目指しているのは、ケース1です。 人によって、目指すところは違うと思います。

サラリーマンでありたい方は、ケース2を目指すといいと思います。 今の仕事にこだわらず、スキルを付けて自分の目指すところに転職するのも手だと思います。

私自身は、現在ケース2に近く、ケース2でまったりやりながらケース1を目指しているところです。

みなさんも、 単純に「仕事」「プライベート」を分けることだけを考えるのではなく、本当に目指すところは何なのかを考えてみるとよいですよ。

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