先日、フィギュアスケートのルールが変わり、 ジャンプの種類の違いが気になったので、まとめました。
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
フィギュアスケートとは
音楽に乗せてスケートリンクの上で ステップ・スピン・ジャンプなどの技を組み合わせて滑走する競技です。
採点方式
採点方式として、 技術点・構成点がり、そこに減点が加わり点数が出ます。
今回はその中でも技術点の要素であるジャンプについて、 6種類を説明していきたいと思います。
フィギュアスケートのジャンプの種類
見分け方としては以下になります。
ジャンプの向き
- 前向きにジャンプ
- 後ろ向きにジャンプ
ジャンプの起点
- つま先でジャンプ
- エッジでジャンプ
- 左足でジャンプ
- 右足でジャンプ
ジャンプ前の助走方法
- 左足で助走
- 右足で助走
- 反時計回りの助走
- 時計回りの助走
1.アクセル
これは一番点数が高く、見分けもしやすいです。
6種類あるジャンプの中で唯一前向きにジャンプします。 エッジでジャンプです。
2.ループ/サルコウ
これもエッジでジャンプします。 ループとサルコウの見分け方は、 左足でジャンプするか、右足でジャンプするかです。
右足で助走→左足を上げて右足のエッジで飛ぶジャンプがループです。
その逆の、 左足で助走→右足を上げて左足のエッジで飛ぶジャンプがサルコウです。
どちらも氷を蹴ってジャンプするのではなく、 反対の足を振り上げることによってジャンプします。
3.トゥループ
これはループと似ているのですが、 右足で助走して、左足の「つま先」でジャンプします。
ちなみに一番点数が低いです。
4.フリップ/ルッツ
これは左足で助走し、 右足のつま先でジャンプします。
二つのジャンプの見分け方としては、 助走が反時計回りか時計回りかです。
反時計回りのままジャンプするのがフリップ、 その逆で時計回りに助走して反時計回りにジャンプするのがルッツです。
ルッツは助走に勢いが生かせないので、点数が高いです。
見分け方のコツ
違いを頭に入れ、 何度も繰り返し見ることによって、自然にわかるようになると言われています。 (ちなみに私は、まだ見分けが付きませんが・・・)
ジャンプごとの基準点
3回転の場合
- トゥループ:4.3
- サルコウ:4.4
- ループ:5.1
- フリップ:5.3
- ルッツ:6.0
- アクセル:8.5
4回転の場合
- トウループ:10.30
- サルコウ:10.50
- ループ:12.00
- フリップ:12.30
- ルッツ:13.60
- アクセル:15.00
アクセルの基準点が高いですね。
アクセルは前向きでジャンプする性質から 0.5回分だけ他のジャンプより回転数が多いのが要因だと思います。
宇野昌磨選手は4回転フリップを公式試合で世界で初めて成功させました。
羽生結弦選手は4回転アクセルを目指しています。
日本男子選手が世界のトップにいるというのは喜ばしいことですね。 本当に尊敬します。