格闘漫画と言えば真っ先に上がることも多いバキシリーズ。
メインのシリーズでは、『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』『刃牙道』と続いて、現在は『バキ道』が連載されています。
更に、外伝として『疵面-スカーフェイス-』『創面(きずづら)』『拳刃(けんじん)』もあるんですね。
そんな長く続いているシリーズでも、歴代最強は誰なのかキャラの強さが気になりますよね。
そんなバキシリーズ強さランキングをトップ15までまとめました。
この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。
- 1 15位:ボクのサー主軸の格闘術 『マホメド・アライJr』、喧嘩士 『花山薫』
- 2 14位:リーサルウエポン 『愚地克己』、武神 『愚地独歩』、忍者『J(純)・ゲバル』
- 3 13位:ミスター・アンチェイン 『ビスケット・オリバ』
- 4 12位:合気の達人 『渋川剛気』、暗殺術の達人 『柳龍光』
- 5 11位:刃牙とは腹違いの兄弟 『ジャック・ハンマー(範馬)』
- 6 10位:グランドマスター(G.M) 『ナットー・L・ネルーニョ』
- 7 9位:人体実験の産物? 『登倉竜士(レックス)』
- 8 8位:最年長の消力(シャオリー)使い 『郭海皇』
- 9 7位:不憫な天才中国拳法家 『烈海王』
- 10 6位:元スペックが強過ぎる 『ピクル』
- 11 5位:雑魚キャラからの大出世 『本部以蔵』、勇次郎の父 『範馬勇一郎』
- 12 4位:やたらと負ける主人公 『範馬刃牙』
- 13 3位:刃牙道ボスキャラ 『宮本武蔵』
- 14 2位:バキ道ボスキャラ 『2代目野見宿禰(のみのすくね)』
- 15 1位:おそらく今後も不動の地上最強 『範馬勇次朗』
- 16 条件によって強さは変動する
15位:ボクのサー主軸の格闘術 『マホメド・アライJr』、喧嘩士 『花山薫』
マホメド・アライJr
シリーズ2部の『バキ』で登場したキャラクターの『マホメド・アライJr』。
ボクシングではなく、ボクシングをベースにした実践型格闘術を目指していた父親の『マホメド・アライ』の意思を受け継ぎ、見事に完成させた『マホメド・アライJr』。
強さとしてはそこそこですが、どうも甘ちゃん過ぎるところがあって刃牙シリーズの強キャラ達には及びません。
花山薫
『花山薫』に関しては、正直強さを比べるのが難しいんですよね。
圧倒的なタフさと握力を持っているのですが、シリーズが進むに連れてアイデンティティーが薄れていってます。
バキ外伝『疵面-スカーフェイス-』では強いんですけどね…。
本編での強さとのバランスを考えたら、このくらいに順位に落ち着くんじゃないでしょうか。
14位:リーサルウエポン 『愚地克己』、武神 『愚地独歩』、忍者『J(純)・ゲバル』
愚地克己
刃牙シリーズ第1部『グラップラー刃牙』の時から噛ませキャラとして落ち着いてしまったキャラ『愚地克己』ですね。
『グラップラー刃牙』では、愚地独歩に「俺より強ぇ」と言わせている程の強さを持ちますが、花山薫に勝利した後で列海王にあっさりとやられています。
「空手を終わらせた男」とも呼ばれており、現代の空手を進歩させようと日々研究を重ねています。
ピクル戦では、「真マッハ突き」という新必殺技でピクルにダメージを与えることに成功しますが、右腕はボロボロになり敗北。そして、ピクルに右腕を食べられ隻腕となってしまいます。
愚地独歩
武神と呼ばれ、『グラップラー刃牙』の初期時点では範馬勇次郎と対決するほどの強さとして描かれています。
その後のシリーズでも、実践向きの戦いでそこそこの成績を残しています。
人気もあるキャラなので、バキ外伝として『拳刃(けんじん)』の主人公としても連載されました。
J(純)・ゲバル
範馬勇次郎、ビスケット・オリバと並んで、アメリカから衛星でマークされている男というだけで、かなりの強さであることがわかりますね。
日系3世で祖父が忍者だったことか、トリッキーな戦い方をします。
アメリカで一番喧嘩が強い男と戦うためだけに刑務所に入ったのですが、意外とあっさり負けてしまいます。
13位:ミスター・アンチェイン 『ビスケット・オリバ』
シリーズ第2部の『バキ』で、死刑囚を捕らえるべく派遣されてきました。
パワーだけならシリーズ内でも上位に食い込む強さです。
なんとアリゾナ州立刑務所に収容されている受刑者でありながら、セレブのように裕福に自由に生活しています。
範馬勇次郎の旧友で、アメリカで一番喧嘩が強い男とされていて怪力が自慢です。
12位:合気の達人 『渋川剛気』、暗殺術の達人 『柳龍光』
技術的な問題であればトップクラスの2人です。
渋川剛気
オリバとはオリエンテーション的に柔道で対決していますが、見事に間接を外していましたね。相性が良かったというものもありますが格上と見てよいでしょう。問題は、肉体的な強さが低いことくらいでしょう。
柳龍光
強さランキングとしては渋川と同率としましたが、油断状態の刃牙に勝っている『柳龍光』の方が若干強いのではないでしょうか。
死刑囚編の中では、覚醒前の刃牙と渋川を相手に完勝しています。
11位:刃牙とは腹違いの兄弟 『ジャック・ハンマー(範馬)』
『グラップラー刃牙』では、パワータイプに強いはずの『渋川剛気』を圧倒しました。
その後のシリーズでも、更にパワーアップしており死刑囚に楽勝しています。
しかし『モハメド・アライJr』に一度負けたり、武器アリの『本部以蔵』にも敗北しています。
範馬の血を持つキャラとしては、ちょっと不憫な扱いですね。
10位:グランドマスター(G.M) 『ナットー・L・ネルーニョ』
ここで早速、バキ外伝『疵面-スカーフェイス-』のキャラ『ナットー・L・ネルーニョ』が登場です。
暗殺術の達人で死刑囚編に登場した『柳龍光』の師匠である『マスター国松』の師匠で、グランドマスターの称号を持つキャラです。
背は低いのですが、実は筋肉の以上発達によって身長が伸びなくなっているという設定です。一通りの暗殺術は使えると思ってよいでしょう。
『柳龍光』と違い、肉体的にも優れているので、上位に食い込む強さです。
9位:人体実験の産物? 『登倉竜士(レックス)』
続いても、バキ外伝『疵面-スカーフェイス-』のからの登場です。
痛風を患っており、痛みによって暴れまわっていたのですが、花山薫に殴られた痛みにより痛風の痛みが飛んでしまい、それ以来花山薫を慕っています。
グランド・マスター(G.M)戦では、異常なタフさと強さを見せつけて勝利します。
実は、鎬紅葉による人体実験で作られたキャラという設定のようです…。
8位:最年長の消力(シャオリー)使い 『郭海皇』
なんと146歳という超高齢のおじいちゃんです。
海皇という、烈海王や怒李庵海王(ドリアン)などの「海王」のみを集めた武術大会で優勝した者が名乗ることができる称号を持った人物です。
海王というだけで圧倒的な強さなのですが、その中でも郭海皇は別格です。強キャラの多いバキメンバーでさえ勝てる人は少ないでしょう。
あの範馬勇次郎でさえ、攻撃を避けるほどの強さを持っています。
7位:不憫な天才中国拳法家 『烈海王』
シリーズの第1部から一貫して強キャラ扱いの人気キャラでした。
しかし、ピクル戦では脚を食べられ、宮本武蔵編では内臓をぶちまけてお亡くなりになってしまいました。
古参キャラの中では、刃牙と勇次郎を除いて別格の強さだっただけに惜しまれますね。
これもインフレ漫画の宿命か…。
6位:元スペックが強過ぎる 『ピクル』
なんと、恐竜が生きていた時代に、恐竜と戦って勝利し、肉を食べて生活していた原始人です。
岩塩層に埋まって眠りについていたのですが、最新の施設によって現代に蘇ることになります。
愚地克己、烈海王に勝利し、その肉を食べた張本人でもあります。その後も、ジャック・ハンマーとも戦っていますが勝利しています。
刃牙とも1回目の対戦では勝利していますし、2回目の対決でもスペックだけでなく技を使って刃牙を倒すほどの強さです。
勇次郎を除けば、刃牙が同じ相手に二度負けたのはピクルだけなはずです。
5位:雑魚キャラからの大出世 『本部以蔵』、勇次郎の父 『範馬勇一郎』
本部以蔵
『グラップラー刃牙』では、情けない負け方をしてしまった達人キャラの『本部以蔵』。
シリーズが進むにつれ、何故か強くなっています。共通点は、「武器アリなら強い」ということです。
「最強の剣豪と最強の忍者ならどっちが強いか」と聞かれると難しいでしょう。
『本部以蔵』は最強の忍者タイプなんです。刃牙道では、なんと宮本武蔵を失神させて倒す程です。(本部の方がボロボロですが…。)
ガイアも同じタイプで死刑囚を圧倒する程強いのですが、刃牙道では本部の弟子になっています。
ここまで強さが安定しないキャラも珍しいですね。
範馬勇一郎
勇次郎と刃牙の親子対決中に霊として登場した勇次郎の父です。
戦闘描写は人間ヌンチャクを使うことしかわかりませんが、戦時中の日本で「アメリカに一人で勝った男」として恐れられています。
作中では、勇一郎に勝つために原子爆弾を投下したという設定まである程ですので、最強の一角でしょう。
見た目は刃牙よりも強いのですが、戦闘描写が少なく強さがいまいちわからないのでこの順位にしました。
戦闘描写が増えれば、順位が上がってもおかしくありません。
4位:やたらと負ける主人公 『範馬刃牙』
毎回新シリーズのキャラには、必ず一度負ける主人公の刃牙。
勇次郎とピクルに至っては二度も負けています。基本的に慢心で一度は負けるという感じですね。
しかし何故か、2回目の対決では余裕に勝つことも多いんですよ。やっぱり主人公補正って凄いですね。
二回目の勇次郎戦では、まともに戦える程の強さまで成長していました。
3位:刃牙道ボスキャラ 『宮本武蔵』
宮本武蔵の肉体クローンで再現し、その肉体に宮本武蔵の霊を取りつかせるというトンデモ設定で現代に蘇った大剣豪です。
烈海王の命を奪ったキャラでもあります。その強さは明らかに歴代キャラの中でもトップクラスです。
残念ながら本部のせいで、勇次郎との直接対決の結果が見られませんでしたが、いい勝負をしたことでしょう。
2位:バキ道ボスキャラ 『2代目野見宿禰(のみのすくね)』
まさかの新キャラが堂々の2位にランクインです。
まだ直接対決はオリバとしかしていませんが、あのようにオリバを圧倒出来るキャラというのは中々いないでしょう。
それは、宮本武蔵や刃牙でも同様ではないでしょうか。(いずれ、刃牙と対決して1回目は勝つことでしょう。)
今後の展開に期待できる強さです。
1位:おそらく今後も不動の地上最強 『範馬勇次朗』
直接対決としては、刃牙との親子喧嘩が一番長かったですね。
その中では、刃牙への「地上最強を名乗れ」と発言していますが、どう考えても勇次郎の方が強いです。
親子喧嘩では、ついに勝てるかと思ったんですけどね…。
新シリーズの『2代目野見宿禰(のみのすくね)』と勇次郎の直接対決を見てみたいですね。
強さランキングでは、不動ですよね。
条件によって強さは変動する
武器を使えば本部は強いのですが、おそらくピクルには通用しないでしょう。
宮本武蔵は武器を使う実践タイプなので、本部にとっては相性が良かったのですが、純粋なパワータイプには勝てないでしょう。
むしろ、同じタイプのガイアやJ(純)・ゲバルと戦っても負けそうです。
モハメド・アライJrも、一度はジャック・ハンマーや愚地独歩、渋川剛気にも勝っています。
対策されると弱いキャラが多いですね。その点、勇次郎に関しては誰も勝てません。
今後も、中々1位は動かなそうですね。
タイトル/作者 | グラップラー刃牙、バキ、範馬刃牙/板垣恵介 |
---|---|
巻数 | 全42巻、全31巻、全37巻 |
出版社/掲載雑誌 | 秋田書店/週刊少年チャンピオン |
ジャンル | 格闘、バトル |
タイプ | ストーリー |
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