CICの異動を解消しないと住宅ローンやカードが作れない?

  • 2018年12月25日
  • 2019年3月29日
  • お金
  • 17view

CIC(信用情報機関)で異動の記載がある人は、住宅ローンを借りたり、クレジットカードを新たに作ることが困難になります。

ほぼ諦めた方がいいレベルです。

しかし、どうしても「家を買いたいからローンを組みたい」と思う方もいるでしょう。

どのような対策が取れるのか、気になりますよね。

そこで、今回はCIC(信用情報機関)と住宅ローン、クレジットカードの関係を説明します。

異動情報が記載される条件

単純にクレジットカードの支払延滞をした程度では、異動は付きません。

では、どの程度のことが起これば異動情報として記載されるのでしょうか。

  • 61日以上または3か月以上の支払の延滞が起きた場合
  • 代位弁済が発生した場合
  • 強制解約となった場合
  • 債務整理をした場合

各項目について詳細をご説明します。

61日以上または3か月以上の支払の延滞が起きた場合

延滞も数日であれば、何とかなるケースがほとんどです。

その程度では、信用情報に傷は付きません。

ただ、61日以上または3か月以上もの延滞があれば話は別です。

このケースですと、クレジットカードであれば強制解約となることも多いです。

上記に挙げた条件の中で該当する人が一番多いのが、このケースでしょう。

代位弁済が発生した場合

保証人が必要な契約をしており、結果的に保証人が返済することを代位弁済と言います。

キャッシングなどでも金融機関が代位弁済を行えば、同じことです。

債務整理をした場合

自己破産や個人再生、任意整理などの手続きを総称して債務整理と言います。

どれかを行うだけで「債務整理をした」ということになります。

異動情報が解消されないと住宅ローンやクレジットカードは作れないのか

ほとんどの場合、無理だと思った方がいいでしょう。

ただし、抜け道も存在します。

クレジットカードについては、更新はできる可能性あり

新規でクレジットカードを作るのはほぼ無理なのですが、更新はできる可能性があります。

異動情報が付く原因になったクレジットカードの更新は難しいかもしれませんが、別の延滞が発生していないクレジットカードであれば更新できる可能性があります。

あくまでカード会社によるのですが、更新の審査では「現状の支払い能力があるか」という点で審査されることが多いようです。

わたしの体験談なのですが、

信用情報をダウンロードした際に、前々から持っていた楽天カードで法定途上与信が行われていることに気づきました。

その後特に何もありませんでしたので今のところ問題ないようです。

途上与信とは、カードの契約期間中にカード会社が申込時と同じような審査を行うことです。

そこで何か問題があれば、利用限度額が下がったり、利用停止、強制解約もあり得ます。

ただし、カード会社の裁量で行われるため、一度も行われないこともあります。

ちなみに途上与信が行われたかどうかは、利用者に通知されません。

そのため、自分で信用情報を入手しない限りは途上与信が行われたかどうかはわかりません。

途上与信が任意なのに対し、法定途上与信は法で定められた基準で必ず行わなければなりません。

基本的に借入が10万円以上あれば、法定途上与信が行わるという認識で問題ないです。

SMBCモビットカードの申請は通った

これもわたし自身の話です。

当時別にお金を借りる予定はなかったのですが、キャッシュバックを貰うために申請しました。

異動情報があることを忘れたまま申し込みましたが、普通に通りました。

住宅ローンの場合、理由によっては通る可能性あり

ネットで完結するような住宅ローンは難しいのですが、銀行で面談があるような住宅ローンの場合、実は可能性が残されています。

あくまで貸すかどうかを判断するのは、銀行の担当者です。

もちろん規約はあるでしょうが、その規約で「異動情報が付いている場合は問答無用でNG」という文言がなければ、理論上は融資してくれる可能性が残っています。

ちなみに一般的には民間銀行の住宅ローンよりも、フラット35の方が審査が緩いと言われています。

配偶者や親名義で住宅ローンを組む

本人で住宅ローンが組めないのであれば、配偶者や親名義で住宅ローンを組む方法が残されています。

ただ、この場合ですと、親の場合は年齢制限で35年ローンは難しくなるでしょう。

そして、妻のみの名義で住宅ローンを申し込む際も注意が必要です。

一般的に妻名義で住宅ローンを申し込む場合、融資の担当者は「何故、夫は組まないのか?」「妊娠した場合仕事を辞める可能性があるのでは?」といった観点で審査されることが多いです。

そういった点で、普通に夫が単独で住宅ローンを申し込むよりも不利になっています。

ちなみに夫婦で連帯債務(ペアローン)で住宅ローン契約する場合、住宅ローン減税は2人とも対象になりますが、妻のみの契約になると、住宅ローン減税も妻のみになります。

引越しなど登録情報の変更に注意!!

支払能力はあるのに、異動情報が付くケースはいった意外と多いです。

私の場合、住所変更、転職、電話番号変更、メインカードの引落口座変更が重なった時期がありました。

その際に、ほとんど使用していないクレジットカードについては、変更の手続きをしていなかったんです。

しかし、ふとした時に使用してしまったんですね。当然、引落口座にはお金は入れていません。

しかも住所、勤務先、電話番号も変わっているため、カード会社からすると、私は連絡不能状態になってしまったわけです。

たまたま1年後にまたそのカードを使用しようとして、カードが使えなくなっていることに気付き、カード会社に連絡したところ、延滞をしている事実に気付きました。

もし、住宅ローンを借りたいと思った時期や、クレジットカードの更新時期に判明していたらと思うとゾッとします。

たった数円でも異動情報が付く!!

支払う能力の無い人に異動が付くのは当たり前ですが、支払能力があるにも関わらず異動情報を付くのは本当にもったいないです。

いま一度、クレジットカードやPITAPAなどの後払い系ICカードの住所や勤務先、電話番号が最新になっているか確認してみてください。

得をするために使っているカードが、異動情報を付けることによって、住宅ローンを組めなかったり、新たにカードを作れなくなるのは多大な損失です。

上手に賢く使うためにも、個人情報は正しく管理しましょう。