男性が育児休暇を取らない限り、男女平等の世の中にはならない

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世間では働き方改革の話で、 残業規制や裁量労働についての話題が尽きません。

そんな中、厚生労働省では2020年までに 男性の育児休業取得率を13%に引き上げようとしています。

でも、 まだまだ私の知り合いには男性の育児休業を取得した人はいません。 (従業員数が少ないからかもしれませんが...。)

そこで今回は、 男性の育児休業についてまとめてみました。

男性の育児休業の現状

平成28年度の調査では、女性の育児休業取得率が81.8%なのに対し、 男性の育児休業取得率は3.16%と、かなりの開きがあることがわかります。

大企業ほど、取得率が高いということもあるので、 中小企業等で働いていては、中々男性の育児休業を目にする機会がないのもわかります。

データを見るとわかるのですが、 男性は毎年上がり続けているのですが、 女性の育児休業取得率は平成20年度には90%もあります。 何故下がったのかが気になります。

おそらく管理職に就く女性が増えたからではないかと思っています。

取得率が低い理由

  • 会社に育児休業制度がないと思っている
  • 自分が抜けると会社が困る・出世に響くと思っている
  • ベビーシッターがいるので必要ない

男女ともに育児休業制度を取らない理由は、こんなところでしょう。

そこに男性ならではの理由として、

  • 男性が育児休業を取るイメージがない
  • 子育ては女性がするものだと思っている
  • 専業主婦に任せている

こんなところでしょうか。

私は育児休業賛成派なので、 一つ一つ否定していきます。

会社に育児休業制度がないと思っている

まず、 育児休業制度がない会社は存在します。これは事実でしょう。 しかし、それはあくまで「福利厚生としての育児休業制度」のことです。

実は、 育児休業というのは国で決められている権利であり、 いわゆる「有給」や「残業手当」のようなものだと思ってください。つまり、 会社の意思に関係なく育児休業することができるのです。

そこで、 問題になるのが、「有給がない」「残業手当が出ない」という会社ですが、 それはまた論点が変わってくるので、今回は辞めておきます。少なくても、 育児休業というのは会社が決めることではない ということを頭に入れておいてください。

さて 、国が決めている育児休業はどういうものなのかという話ですが、 「育児休業給付制度」というものがあります。

育児休業給付制度について

簡単に説明すると、 育児休業中の給金は 『休業開始時賃金日額』×『支給日数』の67%(育児休業の開始から180日経過後は50%)相当額が 国から支給されます。

しかし、 会社から育児休業前の給与の80%を超えた分が支給されている場合は、 国からの支給額が減額されます。

たとえば、 月給が20万円で月の労働日数が20として計算すると、 国から月に13.4万円が支給されます。

これに会社から、 普段の給与の80%が支給されていたとすると、 13.4万円+16万円で月に29.4万円が育児休業中に貰えるお金です。

これが、 会社からの給与が90%支給されていたとすると、 13.4万円+18万円-2万円で29.4万円になります。

更に、 その間の厚生年金や社会保険料は免除になります。意外と制度が整っているんですね。

日本では受けられる権利を放棄しておきながら、 会社や国に不満を言う人が多いです。

不満を言う前に自分で調べて、検討してみましょう。

自分が抜けると会社が困る・出世に響くと思っている

そういう会社があるのも事実でしょう。

しかし、 そのような会社辞めてしまえばいいのです。 育児休業も認めないような会社が困ってもいいじゃないですか。そして、 出世に響かせるような上司がいる会社、 そんな会社を大事にしても損です。その会社は、 あなたにとって家族よりも大事なのでしょうか?

これで「転職が不安」と思っている人は、 はっきり言ってそこまで会社の役に立ってないと思ってもらっていいです。有能な人は、 いつ会社が潰れようが転職先が見つかります。となると、 無能ならば育児休業を取っても会社は困らないし、 元々出世もできない(したとしても大したことない)。

有能ならば、 そんな人が長期休業取ろうが会社は見捨てませんよ。 見捨てられたら他に行けばいいです。

ベビーシッターがいるので必要ない

これは、否定しにくいです。あえて否定するならば、 やはり親が子育てする方がいいですよ。

愛情を受けた子供の方が、 優しい子供になる可能性が高いと思っています。

顔が整っている人(かわいい系)の方が性格が優しい率が高いですからね。

男性が育児休業を取るイメージがない

じゃあ、 自分が最初になればいいじゃないですか。国が認めているものなんです。 国が味方なんです。

自分が先導してでも育児休業取りましょう。 かっこいいじゃないですか。

子育ては女性がするものだと思っている

そんな奴に子供を育てる資格はないと思っています。

母親も父親も両方で子育てをしましょう。 「パパきらーい」や「パパきもい」と言われたくなければね!

専業主婦に任せている

よく考えて下さい。

いくら最近は家電が発達しているからといって、 育児と家事の両方は大変です。確かに、中には楽なタイプの子供はいます。

しかし、ほとんどのケースでは大変と思っていいでしょう。せめて母親が家事をしている間は、 子供の面倒を見るなど、お互いに協力していきましょう。

土日と帰宅後に子供と遊んでいるだけで子育てしている気になっているあなた! そんなのただ「子育てゲーム」しているだけですよ。 ゲームでいうレベル上げや素材集めを専業主婦にやらせて、 自分はボス戦とイベントだけ見るというズルい状態です。

男女が協力しないと男女平等の世の中にならない

さて、ここまで育児休業を取らない男性を否定してきましたが、 この問題は男性だけの問題ではありません。

たとえば、このツイート

ひどい話ですよね。

それに、まだまだ年配の方には 「女性が子育てするもの」という認識の人が多いです。段々と少なってきているのが救いですね。

スウェーデンでは育児休業取得率が90%ほどあるようです。

しかし、 それが幸福かどうかはわかりません。 スウェーデンでは専業主婦は、日本でいうヒモのような認識だそうです。

どちらにもメリット・デメリットが存在します。何がよいのか一点だけを見るのではなく、 色んな視点から考えられるようになればいいですね。

何にせよ、 使える制度は使い倒して、生活が豊かになればいいですね。

幼児教育の無償化についても記事を書いています。

>>幼児教育の無償化はいつから?対象は?所得制限は?

やーぎの社会のミカタ

幼児教育が無償化されることを、皆さんご存知ですか?子供のいる家庭としてはもちろん嬉しいですよね。しかし、対象は?保育園は…

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