ConohaのKUSANAGIで301リダイレクトを記述する方法 例文付き

ConohaのKUSANAGIでURLのリダイレクト処理をしたいという方のために、nginxでrewriteを使用した301リダイレクト方法の、詳細手順を紹介します。

他のサイトを見ても、微妙に言っていることが違うし詳しい手順もありません。

どのサイトもどのファイルを修正したらよいのかが曖昧になっていました。この記事を見れば、必ず解決できるように書きました。

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

リダイレクト手順の前提条件

まずは、今回紹介するリダイレクト手順の前提条件です。

  • アプリケーションサーバーがApacheではなく、nginxであること
  • ConohaのKUSANAGIを使用していること

です。

私が実行した環境がConohaのKUSANAGIだったというだけで、ConohaのWINGで実行できないのかはわかりません。

ひとまず、重要なのはnginxだということです。

リダイレクト処理の記述ファイル

まず、リダイレクト処理を記述するファイルは2か所です。

/etc/nginx/conf.d/プロファイル名_http.conf
/etc/nginx/conf.d/プロファイル名_ssl.conf

です。「プロファイル名」のところは、自分の環境に合わせてください。

プロビジョン名の方がわかりやすいかもしれませんね。

KUSANAGIをインストールする時に、最初に指定するアレです。

リダイレクト処理の記述方法と手順

今回は、

へ301リダイレクト処理を実行するように記述します。

プロファイル名は、AAAproだとしておきます。

①まずは、root権限でサーバーにログインしてください。

セキュリティを厳しくしている人は、Conohaのページからコンソールを開く必要があるかもしれません。

②次に、confファイルを開きます。

vim /etc/nginx/conf.d/AAApro_http.conf

③キーボードの【i】を入力すると【INSERT】モードになるので、一番下まで移動してください。

④最後の閉じ括弧の前に以下の記述を追加します。

location ^~ /BBB/ { rewrite ^(.*)$ https://CCC.com/BBB/ permanent;}
変更前URLや変更後ドメイン名、変更後URLは自分の環境に合わせて下さい。

⑤キーボードの【ESC】を押下すると【INSERT】モードが終了するので、【:wq】(保存終了)と入力してキーボードの【Enter」を押下

⑥以下の処理も、同様の流れで処理を行う

vim /etc/nginx/conf.d/AAApro_ssl.conf

⑦【reboot】を入力して【Enter】を押下すると、サーバーが再起動する

これで、全ての手順が終了です。

念のため、リダイレクト処理が働いているか確認しておきましょう。

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