2019年に発売されて話題となった「液体ミルク」は、2020年1月現在2種類発売されています。
この2つの大きな違いの一つが、見た目・パッケージです。
アイクレオは「紙パック」、そして明治ほほえみは「スチール缶」。
それぞれ他にも違いがあると思いますが、今回は、スチール缶にパッケージングされた液体ミルク「明治ほほえみらくらくミルク」について、調べた情報や使い心地、感想を書いていきたいと思います。
アイクレオについては別の記事で紹介しています。
>>【液体ミルク】グリコのアイクレオ赤ちゃん5ヶ月の我が子の感想・レビュー
2019年3月に発売され、じょじょに一般的になってきた液体ミルク。 常温保存可能 賞味期限が長い 調乳、あたため不要で飲めるなど、良いところいっぱいなミルクです。2020年1月現在、液体ミルクは[…]
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明治ほほえみの液体ミルク:優しい黄色の缶が印象的!らくらくミルクの商品情報は?
対象年齢 | 0〜1歳 |
---|---|
内容量 | 240ml |
賞味期限 | 1年 |
価格 | 希望小売価格215円+税 |
特徴 | 常温保存可能、調乳不要 |
わたしの住んでいる周辺のお店を見てみたところ、ベビー用品を扱うドラッグストアであればほとんど置いていました。
比較的手に入りやすい商品ですね。
スチール缶にパッケージングされているため、賞味期限が本当に長いです!
ミルクを常温保存で丸1年、置いておけるとは。すごいですよね。
やはりふつうの粉ミルクとは利便性が違うため、たっぷり入ってるとはいえ1本215円はかなり高い印象です。
しかし災害対策や外出用など、いざという時のために置いておくと安心ですね。
店頭販売では今のところあまり割引等はされていないようでしたので、Amazonなどで箱買いするほうが安くなる可能性がありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
明治ほほえみらくらくミルクを実際に使ってみた!
さて、実際に使ってみましょう!
手順はとーーーっても簡単です。
プルトップを開けて、
消毒済みの哺乳瓶に注ぎ入れます。
240ml入りなので、なみなみです。
乳首を装着すれば完成!これで授乳できます。
さてさて我が子は飲んでくれるでしょうか?
あげてみたところ、なんだかピンとこない顔をしていましたが、なんとか飲んではくれました。
我が家ではいつも違うメーカーのミルクを与えているので…あれ?いつもと違うな、という感じでしょうか。
明治ほほえみ:液体ミルクの良いところ!メリットは?
使ってみた結果で、良かったなと思う点を挙げていきますね。
授乳までの手順が楽!移し替えに部品もなし!
常温保存で置いておけて、そして調乳せずに缶を開けてそのまま移し替えるだけ。
この手順の少なさと手軽さは魅力ですね。
これはこの商品の魅力というより、液体ミルク全体に言えるメリットです。
1本でたっっっぷり!240mlなので1回1本、わかりやすい。
哺乳瓶のメモリマックスまで満たす量ですので、たくさん飲む赤ちゃんでも2本目を開けたりの手間がありません。
スチール缶は衝撃にも強く、災害用にもピッタリ!
缶なので、多少の衝撃や水濡れにももちろん耐えてくれます。
防災セットの中に入れておくのにピッタリですね。
賞味期限が1年、そして対象年齢1歳なので、備蓄用としては賞味期限切れで買い換える可能性が低い!
対象の年齢と賞味期限が同じ期間なので、賞味期限が切れる=子供が1歳を超えている、ということですよね。
防災セット、大事だとわかっていてもマメに賞味期限チェックをしない方が多いと思います。
賞味期限が1年未満だと、いざ使うときに「切れてるー!」なんてことになる可能性が高いですが、明治ほほえみらくらくミルクならわかりやすく「1年」なので、お子さんの対象年齢は賞味期限切れの可能性は低いですよ。
明治ほほえみ:液体ミルク、ここが微妙だった…。デメリット
かさばるし重い。持ち歩きには不向き!
内容量も多く、缶パッケージなのでどうしてもかさばります。そしてもちろん重い。
液体ミルクは災害対策だけでなく、外出時にも使いやすい商品だと思うのですが、持ち歩く場合は負担になる可能性が。
車での移動の場合、誰かに子供を見ておいてもらう場合、などに利用しましょう。
240mlって、うちの子には多すぎる!
良かった点として、『たっぷり入ってる!』と前述しましたが、「あまり飲まない子」にとっては、その点もデメリットになってしまうことも。
うちの子はミルクはあまり飲まないタイプで、調子よく飲んでも100〜140mlほど。
200ml でさえ飲んだことがないので、240mlとなるとほとんどを捨てることになります。
一度開けたミルクは、置いておくことができないですからね。
普段から「もったいないな〜」と感じてしまいますし、災害時はただでさえ物資が少ない状態。開けてほとんどを捨てる…と考えると、心が痛む気がします。
出来れば、開けるときは2人でシェアしたいものです。
明治ほほえみ液体ミルクは災害対策品として使うのが一番!
メリットデメリットを考えてみた結果、やはりこの「明治ほほえみらくらくミルク」は、災害対策として備蓄しておくことが一番使いやすいことがわかりました。
1歳以下のお子さまがいらっしゃるご家庭は、万が一のために、ぜひ防災バッグに数個入れておいてください。
我が家も子供が1歳になるまで、常に買い置きとして置いておこうと思います。
普段の外出用ではアイクレオを使用
我が家では現在、普段の外出用ではアイクレオの液体ミルクを使用しています。
内容量は125mlと少ないですが、緊急用として重宝してくれています。
>>【液体ミルク】グリコのアイクレオ赤ちゃん5ヶ月の我が子の感想・レビュー
2019年3月に発売され、じょじょに一般的になってきた液体ミルク。 常温保存可能 賞味期限が長い 調乳、あたため不要で飲めるなど、良いところいっぱいなミルクです。2020年1月現在、液体ミルクは[…]
補足:うちの子、液体ミルクをあまり飲んでくれない…という方へ
いざという時に使う液体ミルクなので、なかなか赤ちゃんの口に合わないことも多いようです。
うちの子も決して飲みが良い方でなく、飲む勢いも弱いですし、顔つきも微妙…という感じ。
どうにかして気持ちよく飲んで欲しいな〜と思い、以下の対策を挙げてみました。
- 温めて与えてみる
- 粉ミルクの「明治ほほえみ」を普段から使う
- 防災用として買っても、たまに与えてみる
「2」と「3」は、味に慣れてもらう、という対策ですね。
とくに「2」は、ミルクの種類にこだわりが特にない方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
ミルクを温めて与えてみる、というのを実際にやってみて、飲み具合を比べてみました。
冬の常温保存は、気温が低いのでそれだけで冷たくなっている可能性があります。
いつもは温かいおっぱいやミルクを飲んでいる赤ちゃんにとって、冷たいものというのは驚いてしまうのかもしれません。
温め方はごくごくシンプルで、哺乳瓶に移し替えたあと、湯煎で温めるだけ。
しかもそこまで温度はあげず、冷たさがとれてほんのり温かい程度にしてみました。
実際に我が子にあげてみると、やはり温めたほうがぐんぐん飲んでくれました。
個人差はあるので全員に成功するわけではないと思いますし、災害時はこの「温める」という行為自体が難しいもの。
味に慣れてもらう段階でなかなか飲んでくれなかったり、外出時でもお湯を使える、などであれば、やってみても良いかもしれませんね。