オブラートに包むの「オブラート」って何?実はお菓子にも付いてるアレのことだった

角が立たないように 「オブラートに包んで話す」という言葉を聞いたことがあると思います。

意味はわかります。しかし「オブラート」って何?と気になります。

そこで今回は、「オブラート」について調べてみました。

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

「オブラートに包む」の意味

日本語の意味としては、 直接的に言うことで角が立つような場合、 遠回しに発言することで相手をなるべく不快にさせないようにすることですね。

では「オブラート」とは何なのでしょうか?

「オブラート」の意味は昔の人は知っていた

「オブラート」は、 苦い薬の周りにある薄い膜のようなもののことです。

デンプンで出来ていて、 口の中や体内で溶ける性質を利用して、 飲み込みにくいものを飲みやすくするために使用されているんですね。

駄菓子の「ボンタンアメ」にも使われている

実は、駄菓子の「ボンタンアメ」にも使われています。

ボンタンアメ

そうです。 あのフィルムのような物です。

初めて食べた時は、 あのフィルムを食べてよいものか悩みました。

今の子供たちは食べたことがないのかもしれませんが、、、。

何故、「オブラート」で包まれているかなのですが、理由としては粘り気が強すぎて、「オブラート」で包めずに口の中に入れると、歯などに引っ付いてしまうからだそうです。

言葉は定着すると由来を気にしなくなる

「オブラートに包む」 の「オブラート」がデンプンだとは思いませんでした。

しかし、 言葉というのは面白いですね。

「オブラート」の意味を知らなくても、 「オブラートに包む」の意味はわかります。言葉として定着してしまえば、 元の意味はあまり考えませんからね。こうやって言葉の元の意味をたどると面白い発見があります。

ちなみに前述の中に 「角が立つ」という言葉も使いましたが、 その語源も少し説明すると、 「丸い卵も切りようで三角、物も言いようで角が立つ」 ということわざからきています。

みなさんも気になる言葉があれば、調べてみると面白いですよ。

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