ミルク育児に欠かせない赤ちゃんグッズといえば哺乳瓶ですよね。
実は哺乳瓶には、メーカーはもちろん、大きさ、素材など、いくつか種類があります。
その中でも今回は、2018年8月に新しく発売された「ピジョン母乳実感Coating」に注目!
哺乳瓶の素材は基本、「耐熱ガラス」「プラスチック」の2種類がメインなのですが、
この「ピジョン母乳実感Coating」は耐熱ガラスにシリコンコーティングを施した、見た目がふんわりかわいい印象の哺乳瓶。
そして、他の哺乳瓶に比べて少し “値段が高い” のです。「シリコンコーティングのメリットってなに?」「買う価値はある?」
絶賛育児中のわたくしツマやーぎ、実際に「ピジョン母乳実感Coating」を使ってみたので、レビューしていきたいと思います。
この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
ピジョン母乳実感Coatingとは?
素材 | 耐熱ガラスにシリコンをコーティング |
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見た目 | すりガラスのようなふんわりした印象。イラストは北欧テイスト。 |
サイズ | 160ml、240mlの2種類 |
柄のバリエーション | tree柄、fruits柄、wind柄の3種※wind柄はアカチャンホンポ限定 |
手触りはしっとりして柔らかな感じです。
今までの耐熱ガラス、プラスチックの哺乳瓶とは全く違ってておもしろいですね。
ちなみに耐熱ガラス、プラスチックの哺乳瓶の価格は以下の通り。
ピジョン 耐熱ガラス哺乳瓶
ピジョン プラスチック哺乳瓶
母乳実感Coatingとの価格差は、約600〜800円ほどです。
この差額の価値はあるのでしょうか。
結論:ハッキリ言って買わなくても良い。
赤ちゃんグッズと言えばピジョン!から満を持して発売された新しい哺乳瓶ですが、使いやすさを求める場合、高めの代金を払ってまで買うことはないかなと思いました。
その理由として、メリット・デメリットをまとめてみました。
ピジョン母乳実感Coatingのメリット・デメリット
まずは簡単にポイントをまとめます。
ピジョン母乳実感Coatingのメリットは?
- 断然見た目がかわいい!
- 手から滑り落ちづらい
- 割れてもガラスが飛び散りにくい
ピジョン母乳実感Coatingのデメリットは?
- 重い、かさばる
- 入れた分量が見えづらい
- シリコン部分に粉ミルクが付くと取れづらい
まとめ
ピジョン母乳実感Coatingは、シリコンコーティングによりビン全体が白くふんわりとした色合いであることが特徴です。
耐熱ガラスは透明、プラスティックはうっすら茶色がかった見た目なので、他の哺乳瓶とは全く違う印象ですね。
そこに北欧デザイン風のイラストがのせられており、色合いもおしゃれでとてもかわいく仕上がっています。
そしてシリコンコーティングのおかげで傷がつきにくく、またグリップのような役割があるため手から滑り落ちづらいのでとても洗いやすいです。
万が一落として割れてしまってもガラス瓶のように破片が飛び散ることがありません。
しかし逆にこのシリコンコーティングによるデメリットも。
ガラス製な上シリコンコーティングをしてあるので、ズシッと重いです。そしてやはり分厚いのでかさばります。
子供にミルクを与えるとき、哺乳瓶を手で支えますよね。わたしはそのとき、重さで手がだるいなーと感じました。
保管や持ち運びを考えても扱いづらさがとても目立ってしまいます。
また、ボトルが白色だからか、お湯がどのくらい入っているかが非常に見えにくいです。夜中の授乳準備でイライラしてしまったことも…
そしてグリップのきくシリコンだからこそ、表面に粉ミルクが付いてしまったときは、ひっついてなかなか取れない!
もちろん洗い流せばすぐ取れますが、子供がぐずる中バタバタと準備や片付けをしていると、こういった細かい部分が気になることもありました。
ピジョン母乳実感Coating レビューまとめ
以上のような理由で、忙しい中でもスムーズに授乳したい!手間を減らしたい!と思う私としては、あえてシリコンコーティングされたこの哺乳瓶を買う価値はないかなという結論に達しました。
特に気になったのは扱いにくさ。
重さやかさばる感じは、毎日使うものとしては非常につらいポイントだと思います。
ただ、見た目がとっても気に入った!!という方は、ご自身のモチベーションをあげるために購入するのもアリかもしれませんね。
産後や忙しい子育て中は気持ちも落ちがちですが、自分の気に入ったかわいいアイテムを周りに置いておくだけで少し気分が変わるものですよね。
そういった意味ではオススメな商品です。
ピジョンのおすすめ哺乳瓶は?
今回はシリコンコーティングの哺乳瓶をレビューしましたが、耐熱ガラス、プラスチックとも比較して一番使いやすいな〜と思ったものは、「プラスチック哺乳瓶」でした。
とにかく軽くて、扱いやすい。
傷もつきやすく、長く使うともちろん劣化していくので見た目は古ぼけていくかと思いますが、毎日の使いやすさは譲れません。
値段もお手頃でgoodです。
耐熱ガラス製は見た目が美しく重量感、安定感があるのですが、洗うときに手から滑り落ちやすく、いつか割ってしまうだろうなと…
お出かけにも不向きですよね。
ただ、私が “見た目を気に入り” 初めて購入した哺乳瓶は耐熱ガラス製でした。
耐熱ガラス製には「my Precious」というシリーズがあり、80ml、160mlが準備されている新生児向けの商品です。
コロンとした丸いフォルムで、色合いとイラストもとてもかわいいです。
価格(本体価格)は80mlが¥2,400、160mlが¥2,500とこちらも少々お高めですが、
その中の「ハワイ」という商品は今でも気に入っているものの一つです。
赤ちゃんグッズはたくさんあってどれが良いかわからなくなりがちですよね。
育児中の方、また出産予定の方の心地良い子育てのため、参考になれば幸いです。