出産後、病院で使い始めたオムツはパンパースだった!という方も多いと思いますが、実は一言でパンパースのオムツと言っても種類があるのをご存知ですか?
第一子出産後、産院で使われていたパンパース【はじめての肌へのいちばん】をそのまま追加購入し、使っていたわたくしツマやーぎですが、オムツの買い置きがなくなり新たに購入しようとAmazonで検索したところ、
あれ?パンパースって種類があるのか!
と驚き、結局どれが良いんだろう?としばし悩むことに。
いままで使っていた【はじめての肌へのいちばん】(※以降、【肌へのいちばん】)と、【さらさらケア】。
値段も結構差がある2種類。一体何がどう違うんだろう?どっちを買うのが良いんだろう?
実際に使って比べてみましたので、同じようにオムツにハテナ??となっているパパママは、ぜひ参考にご覧ください。
今回のレビューにはどちらもSサイズを対象としました。項目ごとに2つのオムツを比べていきます。
この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
パンパースオムツ【さらさらケア】【肌へのいちばん】まずはパッケージと本体をご紹介!
さらさらケア
肌へのいちばん
1パックに入っている枚数が多い分、【さらさらケア】のほうがパッケージにボリュームがありますが、オムツ1枚1枚はほぼ同じ形です。
オムツはコスパも重要!値段はどれくらい違うの?
公式HPには商品価格が掲載されていなかったので、Amazonで比較してみました。
さらさらケアの価格※2019年11月01日時点
104枚入り税込1,758円、一枚あたり約17円ですね。
肌へのいちばんの価格※2019年11月01日時点
76枚入り税込1,416円、一枚あたり約19円ですね。
【さらさらケア】と【肌へのいちばん】の価格差
【さらさらケア】と【肌へのいちばん】、一枚あたりの差額は約2円です。
1日10枚使うと20円、1ヶ月(30日)で600円の差額になります。
この差額に価値はあるのか?我が家にあったオムツはどっちか?
以降の項目で色々比べてみましょう!
ちなみに、Amazonではまとめ買いやタイムセールなどで安く購入できることもあるので、まめにチェックしてみてくださいね。
お出かけにもオムツは必要!重さや厚さに違いはある?
1枚あたりの重さはどうなの?
さらさらケア | 20g |
---|---|
肌へのいちばん | 24g |
大人にとってはこの差は誤差の範囲ですので、ほぼ差はないと思って良いですね。
厚さに違いはあるの?
比べてみると一目瞭然。
上の【さらさらケア】の方が薄いですね。
厚さが違うということは手触りも違っているのでしょうか?
パンパースオムツ【さらさらケア】【肌へのいちばん】手触りや使用感の違いは?
分厚くふんわりしている【肌へのいちばん】が断然手触り良しです。
商品説明にも、「羽毛のようにふわふわ」と書かれている通り、クッションのようなさわり心地。
よく見るとプツプツとした表面で厚みのある生地ですね。
逆に【さらさらケア】は厚みがあまりなく、吸収前はペタンとしていてスッキリした感じです。
手触りは大きく違う2つですが、我が子に着けてみた感じはそれほど大きく変わらず、分厚い・薄いで装着にもたつくことはありませんでした。
厚みの違うパンパースオムツ【さらさらケア】【肌へのいちばん】、吸収力に違いはあるの?
公式の商品説明には、【さらさらケア】【肌へのいちばん】どちらの商品も『3つのマジック吸収体』『最長12時間吸収』の文言が。
公式では特に「吸収力」に差はつけていないようです。
使ってみたところ、やはりおしっこうんちの吸収量にそれほど差はありませんでした。
吸収後の本体については、元々分厚い【肌へのいちばん】の方がもったりボリュームが出る感じです。
ただ、これは個人差があるかもしれないですが、うんちの吸収具合で少し気になる点がありました。
それは、【さらさらケア】の方が水っぽいうんちだと背中側に流れやすいということ。
生地の特性によるのだと思いますが、表面が比較的ぺったりしている【さらさらケア】とは、ふっくらコットン風の【肌へのいちばん】よりも塞きとめる力が働きにくく流れていってしまうのかと思われます。
一度のうんちの量が多く、水っぽいものが多い赤ちゃんの場合は、背中漏れの可能性があるので注意をしてください。
値段の違うパンパースオムツ、足回りのギャザー・テープ・おしっこラインに違いはあるの?
見た目はどちらの商品も同じ形ですね。
腰のテープには「のびのびストレッチテープ」がどちらにも採用されていて伸びや貼り心地も同じでした。
おしっこラインも見た目は同じ。
わたしはパンパースの「のびのびテープ」が留めやすくてお気に入りなので、値段の差があっても付属部品が同じなのは嬉しいです。
ただ「おしっこライン」については、オムツの柄によっては若干見えにくいな〜と感じるものも。
特に【肌へのいちばん】のストライプ柄は、色が被ってとても見えづらく感じました。
柄について詳しくは後述しますが、【肌へのいちばん】にはもう一つ、おしっこラインあたりが無地になっている柄があるんですが、これは非常に見やすくてお気に入りです。
【さらさらケア】【肌へのいちばん】見た目の違いは?柄は何種類?
形はほぼ一緒ですね。
違うところは印刷されている柄やイラスト。
2019年11月時点では、
【さらさらケア】は水玉ベース、【肌へのいちばん】はストライプベースで柄が印刷されています。
比べてみると少し印象が違いますよね。
【さらさらケア】はちびっこに大人気の「しまじろう」がデザインされているのが特徴ですね。
また、【肌へのいちばん】はオリジナルの動物やモチーフが印刷されています。
4種類あります。また、腰回り以外が無地のものと、ストライプのものがあります。
【肌へのいちばん】のほうが柄の種類は多いですね。
【さらさらケア】【肌へのいちばん】パンパースオムツの比較結果!
基本的に「オムツとしての基本機能面(使用感、吸収力など)」は2つともほとんど変わりはないので、状況に応じて下記のポイントを考えてみます。
- 重さ、厚さ
- 手触り
- 柄、イラスト
の3点です。
お出かけには【さらさらケア】が便利!
重さや厚さからみると、外出時などの持ち運びには断然【さらさらケア】の方が良いです。
ポーチやカバンでもかさばらず、スッキリ持ち運べます。
わたしの持ってるオムツポーチに【さらさらケア】と【肌へのいちばん】を同じ枚数入れて比べてみると…
結構差がありますね。
外出が多い方、荷物をなるべくスッキリさせたい方には【さらさらケア】がおすすめですよ。
手触りが良いのは【肌へのいちばん】だが…?
手触りを重視した場合は【肌へのいちばん】がふんわりしていて良いかと思いますが、【肌へのいちばん】でないと肌が荒れてしまう!ということはありませんでした。
我が子の体験談ですが、【肌へのいちばん】でお尻が荒れた日がありましたし、逆に【さらさらケア】を使いはじめて荒れやすくなったりもしませんでした。
赤ちゃん自身の反応と、オムツをつけてあげるお母さんの使い心地で選んで問題ないと思います。
イラスト、柄は好みで!しまじろう好きなら【さらさらケア】
【さらさらケア】も【肌へのいちばん】も、それぞれかわいいイラストが印刷されていて、赤ちゃんとのコミュニケーションのきっかけになりますよね。
柄も全体的にふんわりとした感じでホッとします。
イラストや柄については、完全に好みの問題です。
しまじろう好きなら【さらさらケア】、動物好きなら【肌へのいちばん】がおすすめです。
個人的には、【肌へのいちばん】の動物イラストと色合いがとても好きです。
総評:値段の手頃な【さらさらケア】の勝利!
【さらさらケア】と【肌へのいちばん】、オムツとしてはどちらもとても優秀な商品なので、どっちを使っても基本的には問題ないです。
ということは、値段の手頃な【さらさらケア】で充分だということですね。
【さらさらケア】と【肌へのいちばん】、オムツ1枚あたりの差額は小さいですが、オムツ卒業までに使う総枚数を考えるととても大きい出費になります。
オムツは一時期しか使わない消耗品です。出来るだけ費用を抑えたいと考えるならば、ぜひ【さらさらケア】をおすすめします。
もしくは、産まれたばかりの新生児期はまだ体のむちむち感が少ないので【肌へのいちばん】を使い、体重が4キロを超えてきて体に脂肪がつき始めたなら【さらさらケア】にシフトする、というのもおすすめですよ。
また、お出かけ時とおうちでのんびりの時、それぞれ使うオムツを変えるのも良いでしょう。
ちなみに我が家は家の中では【肌へのいちばん】、お出かけのときは【さらさらケア】を使用しています。
毎日何回も手に取るオムツ。
また、各メーカー種類も多い商品ですので、少しでもお買い物の参考になれば幸いです。