アトピー持ちが脱ステに挑戦した方法

アトピー性皮膚炎持ちの人はかゆくてかゆくて辛いですよね。

そんなアトピーなどの皮膚の炎症を抑える薬として有名なステロイド

ステロイドは確かに、炎症を抑える効果は抜群です。

しかし、他のサイトを見ると、「ステロイドは悪」のような書き方をされているのも多く存在します。

確かに、ステロイドを使用していると「ステロイドなしでは肌が荒れてしまう」という状況に陥ってしまいます。つまり、永遠にステロイドを塗り続ける必要があるのです。

そこで、『脱ステロイド』に挑戦したわけです。結果として、完全脱ステはしませんでした。

その訳をリアルに紹介していきます。

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

脱ステロイドをしようと思ったきっかけ

『脱ステロイド』をしようと思ったきっかけは、そもそもステロイド剤を使用し続けるのに不満がありました。

私の場合は顔にも使用していましたし、肌荒れしていない時にも毎日使用していました。

おかげさまで、顔の肌つやは良かったと思います。(ステロイド特有の、つるんとした肌でした。)

しかし、外泊で薬を忘れたり、外でシャワーを浴びる時に忘れたりすると、1度風呂上りに塗らないだけで肌荒れを起こしていました。

不便だと思っていたところ、妻に『脱ステロイド』を勧められ、初めてみることにしました。

初めての『脱ステロイド』は失敗に終わった

思い立った私は、いきなりステロイド剤を使わないようにしました。

そして、風呂上りには妻が使用している美容液や保湿クリームを使用したのです。

結果は、ひどいものでした。肌荒れが酷く、久々に会った妹にも心配されるほどでした。

いきなり『完全脱ステロイド」は厳しい

普段、使用しているステロイド剤の強さにもよると思われますが、私は、かなり強いステロイド剤を使用していました。

子供の頃に、一度弱いものに変えたことがあったのですが、結果が悪かったので、大人になっても同じものを使用していたんですね。

具体的には、子供の頃から「パンデル軟膏0.1%」を使用していました。

製薬企業が作成した確かな情報を検索できます。一部、英語訳もされています。「くすりのしおり®」は、お医者さんで処方してもら…

この表を見るとわかるのですが、二番目の強さに分類されています。

本来、この強さのステロイド剤を顔などの皮膚の薄い部位に使用してはいけません。

しかし、私はそれを毎日風呂上りで顔に塗りたくっていたんですね。そんなものを常用してて、いきなり完全脱ステは無理に決まってます。

最終的にどうなったか

現在、私が使用している外用剤を紹介します。

常用で、どこにでも使用しているもの

まずは常用で使用しているものですね。

ヒルドイド

これは、いいですよ。まず、保湿はしっかりしてくれるので、乾燥肌の人にもおすすめですね。

そして、ターンオーバーを促してくれる作用もあります。

私が利用しているのは、「ヒルドイドソフト軟膏0.3%」です。

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ただし、ステロイドのような炎症を抑える効果がありません。

炎症が起きている箇所にはステロイドを使用する

普段の保湿に関しては、ヒルドイドで問題なくはなったのですが、現在でも体調によっては、炎症を起こします。

そんな時は、ステロイド剤を少量使用して炎症を抑えるようにしています。

顔・首用

「プロトピック軟膏0.03%小児用」を使用しています。

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これは、ステロイド剤ではありませんが、アトピー性皮膚炎治療剤です。

小児用ということで、子供にも使用できる薬ですが塗ると少しヒリヒリします。

身体用

「マイザー軟膏0.05%」を使用しています。

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「パンデル軟膏0.1%」と同じレベルの外用薬ですね。

ステロイド剤はやはり炎症を抑えるのに最適だと思います。

無理して脱ステロイドする必要はない

アトピーで悩んでいるが、ステロイドも辞めたいと思っている人もいるかもしれませんが、私のように「常用」を辞めるという選択肢もあります。

それに、私が肌荒れを起こすときは決まって胃腸が悪い時です。そもそもの食生活を変えることで改善されることも多いです。

いきなり生活を変えるのではなく、自分の身体と相談しながら決めては如何でしょうか?

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