FireHD、Kindleにキッズ端末(子供用タブレット)があるけど違いは?スペック比較してみた

【子供専用タブレット】Kindle、Fireにキッズモデルが登場!

何が特徴?おすすめポイントは?

Kindle、Fire に『キッズモデル』なるものが発売されたようです。

『キッズモデル』が発売されたのは、Kindleが1種類、Fireは、

の3種類です。以下の機種のキッズ版が出たというのが、今回の話です。

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

そもそもKindle、Fire ってなに??

どちらもAmazonから発売されているタブレットで、比較的安価なのが特徴ですね。

『Kindle』は読書に特化したタブレットで、一般的に「電子書籍リーダー」と呼ばれます。

現在Amazonから発売されている「電子書籍リーダー」はこのKindle以外にも種類がありますが、その中でも一番シンプルなものがこのKindleです。

その他のKindleについては以下の記事をご覧ください。

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画面は白黒で、文字がくっきり見やすく紙の印字にかなり近い画面写りになっています。

読書以外のゲームやアプリを使う機能はなく、とてもスッキリした作り。

その分軽くて使いやすく、持ち運びもしやすいです。

『Fireシリーズ』は、アプリ、ゲーム、動画、読書など、幅広く使える「タブレット」です。こちらはフルカラー表示ですね。

Fire7FireHD8FireHD10、これら3種類のメインとなる違いはディスプレイの大きさ。その他オーディオや処理速度の違いなどもあります。

商品名の後ろに付いている数字が大きくなるほどスペックが高い、と言えます。

Kindle、Fireのキッズモデルってどういう商品?

キッズモデルとは、既存のKindle、Fireを子供たちの学習用として使いやすいように改良した商品です。

追加機能のポイントとしては、

  • 子供の読書や学習のために使いやすい機能
  • 大人が子供の学習状況を管理できる機能

といったところでしょうか。

タブレットととしての主なスペックは、通常のKindle、Fireシリーズとほぼ変わりません。

キッズモデルの価格はどのくらい?既存商品より高い理由は?

キッズモデルという名前ですが、実は通常のKindle、Fireより価格が高く設定されています。

Kindleの価格差

kindle 容量8GB
通常版キッズモデル
8,980円10,980円

Fireシリーズの価格差

Fire7 容量16GB
通常版キッズモデル
5,980円11,980円
FireHD8 容量32GB
通常版キッズモデル
10,980円14,980円
FireHD10 容量32GB
通常版キッズモデル
15,980円19,980円

商品によって多少差額が違っているようですが、価格が高い理由は、やはり「機能、サービスが追加されていること」だと思われます。

では「子供専用タブレット」として、具体的にどのような機能やサービスがつけられているか見ていきましょう!

kindle、Fireシリーズ:キッズモデルの特徴は?高くても選ぶ価値はある?

キッズモデルの特徴は

  • 実際に使う子供たち
  • 子供を見守る親

の、2つの視点から見ることができます。

子供たちが使う上で便利な機能って?

FreeTime Unlimitedが使える!

一番大きな特徴がこのサービスだと思うのですが、数千点もの子供向けコンテンツの使い放題サービス、『FreeTime Unlimited』がキッズモデルでは利用できます。

通常であれば月々980円、プライム会員なら480円かかりますが、なんとキッズモデルには、このサービスを1年間無料で使える特典が付いています。

料金にすると年間11,760円、プライム会員なら5,760円に相当するので大きな特典ですよね。(この差額だけでも通常端末とキッズ端末の差額以上となります。)

FreeTime Unlimited』が使えることにより、子供たちは好きなコンテンツを好きなだけ利用することができるので、とても自由度が広がりますね。

2年限定保証付きで壊れても大丈夫!

通常のシリーズで付いている保証は90日なのですが、キッズモデルは2年間の保証が付いています。

うっかり濡らしてしまったり落としてしまったり、子供たちにアクシデントはつきものです。

壊れても無償で新しいものに交換が可能なので、子供たちものびのび使うことが出来ますね。

保証には一定の条件があります。

カラフルなキッズカバー付き!

明るいカラーのキッズカバーが標準装備されているので、使う子供たちも楽しく、また本体も傷つきにくい仕様になっているので安心して使えます。

親が管理する上で便利、安心な機能って?

FreeTime Unlimitedの『ペアレントダッシュボード』で子供の年齢設定、目標設定、進捗管理などが可能!

kindleでは子供に合った本をたくさん読んでほしいですし、Fireではアプリをフル活用して毎日楽しく学習してほしいですよね。

それぞれ、『ペアレントダッシュボード』というメニューで下記のような管理が可能です。

  • 年齢設定をして適切なアプリ、本に触れるよう導くことが出来る
  • 読書であれば目標設定や進捗管理が可能
  • ゲームやアプリであれば各コンテンツの使用時間、どんなコンテンツに興味を示しているか、を見ることが出来る
ただし、これは『FreeTime Unlimited』の機能のようです。
1年の無償提供期間が終われば月額使用料を払う必要がありますのでご注意ください。

Fireでは使用時間を制限できる!

Fireには下記のような便利機能もあり、子供が不要な時間に操作することを防げます。

  • 使いすぎ防止機能付きで、15分単位で自動的に画面が切り替わるよう設定可能
  • 指定時間を決めて、ロックすることが出来る

使いやすい機能が満載のキッズ版kindle、Fireの

通常版と比べると少し高いですが、どの端末を選んだとしてもその差額は2,000円〜6,000円です。

これだけの機能やサービスが追加されていて、子供専用として渡しても安心な端末ですので、やはりキッズモデルを選ぶ価値は充分ですね。

タブレットで子供も使えるものを!と思っている方は、キッズモデルがとてもオススメです。

どの端末がおすすめなの??読書中心なら断然お得なKindle!

では電子書籍リーダーも含め全部で4種類あるKindleシリーズですが、いったいどの端末を買うのが良いのでしょうか?

使用目的と特徴からオススメ端末を考えてみます。

活字の読書目的ならFireではなくKindle

値段は読書に特化した『Kindle』が一番手頃なので、「読書のために!」と言う方は『Kindle』一択で間違いありません。

インターネット接続はWifi接続のみなので、Kindleを手にしている時間はイコール「本を読む時間」。集中して読むことができます。

しかし、例えば絵本や色味のある本を主に読みたい場合は、Kindleではなく『Fireシリーズ』にしましょう。

マンガや写真などのカラー作品、動画が観たいならFire

Kindleは白黒表示なので、カラーの本を楽しむことが出来ません。

また、画面サイズが限られているので、大きめの本を好む場合なども不向きと言えます。

動画を見たい、英語をアプリで勉強したい、といった場合は、『Fireシリーズ』を検討されると思うのですが、使いやすさで言えば

FireHD8』が画面の大きさ、処理速度、容量、価格などを見てみると一番バランスが良い印象ですね。

どこまでの機能が欲しいかによる

物語をたくさんを読みたい!というお子さまには、『Kindle』、絵本やビジュアル重視の本が中心!という方には『Fireシリーズ』がおすすめです。

Kindleはしっかり文章を読める人向けなので、対象年齢が比較的高くなりますね。

公式ではFireの対象年齢は3歳以上、Kindleの対象年齢は6歳以上、と記載されています。

Kindleシリーズの中で何を買えばよいか迷う方は、以下の記事がおすすめです。

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Amazonプライム会員ならタブレットはKindleがお手頃でオススメ!

Fireシリーズは、手頃な値段が売りですが互換性のないアプリがそこそこある、といった声も聞きます。

しかしAmazonをよく利用されている方、プライム会員の方であれば、生活の中にAmazonはとても身近になっているはずですので、オススメできる端末と言えます。

何より手頃な値段が本当に魅力的です。

お子さまの状況や取り組んでほしいものごとに合わせて、ぜひ子供専用タブレットを準備してみてはいかがでしょうか。

FireHD Kindle キッズ
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